GⅠ菊花賞(2017年)に出走するアルアインは長距離と重馬場を克服できるのか?ーーレース展望

2016年の牡牝クラシックは桜花賞から菊花賞まで6つのGⅠをすべて違う馬が分け合うという結果になりました。そして、今年の3歳クラシックも秋華賞が終わった時点ですべて異なる馬が勝っています。 ▼2017年3歳クラシックの勝ち馬 桜花賞:レーヌミノル 皐月賞:…

ルーラーシップ産駒のダンビュライトとキセキは重馬場の菊花賞を好走できるのか?

3歳牡馬クラシック最後の1冠「菊花賞(GⅠ・京都芝3000m)は、神戸新聞杯を完勝したレイデオロなどダービーの1〜4着馬が不出走。春の実績馬は皐月賞1着アルアインと同3着のダンビュライトが務めます。それに対して、夏の上がり馬はセントライト記念1着のミッ…

GⅠ菊花賞はノーザンファーム生産馬が好成績? 京都競馬場は今週も重馬場に?ーーレース展望

牡馬クラシック・レースの最後の1冠は京都芝3000m外回りコースで行われるGⅠ菊花賞。今年はダービー馬のレイデオロが神戸新聞杯をステップにジャパンカップへ向かい、確たる主役が不在と言われています。セントライト記念2着から菊花賞に参戦する皐月賞馬アル…

GⅠ秋華賞(2017年)はハービンジャー産駒のディアドラが素晴らしい末脚で1着!

3歳牝馬クラシック最後の1冠「GⅠ秋華賞」は史上初となる「重」馬場でレースが行われ、3人気のディアドラ(橋田満厩舎)が先に抜け出したモズカッチャンとリスグラシューを交わし、1馬身以上の差をつけてゴールしました。接戦となった2着争いはリスグラシュー…

GⅠ秋華賞(2017年)はハービンジャー産駒の◎ディアドラに期待してーーレース予想

牝馬クラシック最後の1冠は京都芝2000m内回りコースで行われるGⅠ秋華賞。天皇賞・秋へ向かうことが発表されたオークス馬ソウルスターリングは不出走となるものの、今年の秋華賞はNHKマイルカップを制したアエロリット、ローズSを33.5の鋭脚で突き抜けたラビ…

ハーツクライ産駒のリスグラシューは「鬼門」と言われる京都コースの秋華賞を勝てるのか?ーー展望

牝馬クラシックのラスト1冠は京都芝2000m内回りコースで行われる秋華賞。オークス馬ソウルスターリングは毎日王冠→天皇賞・秋へ向かうことが発表されており、このレースに不出走となりますが、アエロリット、リスグラシュー、ファンディーナ、ディアドラ、ラ…

GⅡアイルランド府中牝馬S(2017年)は重馬場に適性をもつステイゴールド産駒の2頭に期待してーー予想

GⅠエリザベス女王杯(京都芝2200m外回り)へのステップレースとして、2011年にGⅡに格上げされた「アイルランド府中牝馬S(東京芝1800m)」は、実力のある牝馬が顔を揃える1戦。今年はヴィブロス、アドマイヤリード、クイーンズリングと3頭のGⅠ馬が出走し、エ…

名牝シンハリーズの娘ミリッサがHalo3×4の機動力で内回りの秋華賞を捲ることができるのか?ーーレース展望

1996年のジャパンカップ(GⅠ・東京芝2400m)は逃げたカネツクロスが前半1000mを59.4秒で通過すると、残り1400mのラップが12.0 - 12.1 - 12.0 - 12.1 - 12.5 - 11.7 - 12.5の持続戦になり、L・デットーリ騎手のアクションに応えたシングスピール(Singspiel)…

ハービンジャー産駒のディアドラは秋華賞で父に初GⅠをプレゼントすることができるのか?ーーレース展望

現3歳世代のハービンジャー産駒は「ゴールデン・エイジ」と呼べるほど活躍馬が出ています。皐月賞2着のペルシアンナイト、オークス2着のモズカッチャン、そして紫苑Sを制したディアドラが世代トップクラスの走りを披露。まだ産駒のGⅠ勝利が「0」のハービンジ…

GⅠ秋華賞(2017年)に出走するアエロリットの唯一とも言える不安点は?ーーレース展望

牝馬クラシックのラスト1冠は京都芝2000m内回りコースで行われる秋華賞。オークス馬ソウルスターリングは毎日王冠→天皇賞・秋へ向かうことが発表されており、このレースに不出走となりますが、アエロリット、リスグラシュー、ファンディーナ、ディアドラ、ラ…

GⅡ京都大賞典(2017年)は7歳牝馬のスマートレイアーがインをふてぶてしく伸びて1着にーーレース回顧

優勝馬に天皇賞・秋の優先出走権が与えられるGⅡ京都大賞典(京都芝2400m)は、4人気の支持を受けた7歳牝馬のスマートレイアー(大久保龍志厩舎)が中団から直線で馬群をぬうように伸びると、先に抜け出していたトーセンバジルを捕らえて1着でゴール。1人気の…

GⅡ毎日王冠はリアルスティールが上り3F32.6で完勝するレースにーーソウルスターリングは逃げて8着に敗退

今春のGⅠオークスを制した3歳牝馬のソウルスターリングが古馬+牡馬のGⅠ馬と対戦することで注目を集めたGⅡ毎日王冠(東京芝1800m)は、M・デムーロ騎手の手綱に導かれたリアルスティールが直線で鋭く伸びて完勝し、天皇賞・秋の優先出走権を獲得しました。2…

マイル重賞を1分33秒0の好時計で駆け抜けたダノンプレミアムーー中内田厩舎の快進撃は続く

2歳のマイル重賞「GⅢサウジアラビアロイヤルC」は中内田厩舎の評判馬ダノンプレミアム(2歳牡馬)が好スタートから2番手でレースの流れに乗ると、直線の坂下で先頭に立っての押し切り勝ち。金曜日に降った雨が残る「稍重」のコンディションにもかかわらず、1…

GⅡ京都大賞典は京都外回り向きの◎スマートレイアーと◯ミッキーロケットに注目して

GⅡ毎日王冠と同じく優勝馬に天皇賞・秋への優先出走権が与えられるGⅡ京都大賞典が10月8日(日)、京都競馬場の芝2400m外回りコースを舞台に行われます。今年はGⅠ馬の出走はないものの、天皇賞・春2着のシュヴァルグラン、GⅠ2着が3回のサウンズオブアースなど…

GⅡ毎日王冠(2017年)はEnableとの対戦が楽しみな天才少女のソウルスターリングに◎をーー予想

優勝馬にGⅠ天皇賞・秋への優先出走権が与えられるGⅡ毎日王冠が10月8日(日)、東京競馬場の芝1800mで行われます。今年のオークス馬ソウルスターリングが秋の初戦を古馬+牡馬相手のレースに定めました。昨年のダービー馬マカヒキ、今春の安田記念を制したサ…

JRAの10月7日(土)のレースは雨の影響が残るので、重馬場巧者をピックアップ!ーー特別戦のカンタン予想

10月7日(土)、JRAは京都も東京競馬場も雨の影響が残るなかでレースが行われます。道悪馬場を苦にしない馬をピックアップしたいですね。今回の記事では京都と東京の特別戦から、注目馬を簡単に解説していきます。 京都9R北國新聞杯 3歳以上1000万下 ダート1…

GⅢサウジアラビアRC(2017年)は重馬場の適性から◎ハクサンフエロと◯ダブルシャープの2頭に注目ーー予想

JRAの2歳馬GⅠは牝馬限定の阪神JF(阪神芝1600m)、牡馬・牝馬のどちらも出走可能な朝日杯FS(阪神芝1600m)とホープフルS(中山芝2000m)の3レース。2017年から芝2000mで行われるホープフルSがGⅡからGⅠへ昇格し、マイルと中距離の2歳チャンピオンを決める番…

「遅れてきた大物」グレーターロンドンの全8戦を解説ーーGⅠレースに向けて!

1年の長期休養を挟みながら、5連勝でオープンまで駆け上がった素質馬グレーターロンドンがGⅢダービー卿CTに出走します。後方から鮮やかに追い込む勝ちっぷりから「遅れてきた大物」と評判の馬が、初めての重賞でどのようなレースを見せるのか? 今回はグレー…

JpnⅡレディスプレリュード(2017年)は◎ララベルと◯ハナズリベンジの2頭に期待してーー予想

優勝馬にJBCレディスクラシックへの優先出走権が与えられる第14回レディスプレリュード(JpnⅡ)が10月5日(木)、大井競馬場のダート1800m外回りを舞台に行われます。今年はJRAから5頭、地方所属から11頭が出走。 4日(水)に行われたJpnⅡ東京盃(大井ダート…

新進気鋭の中内田調教師が管理する期待馬ダノンプレミアムはサウジアラビアRCを好走できるのか?

開業4年目の中内田充正厩舎は10月1日(日)終了時点で全国調教師リーディング6位と好成績を上げています。今年はすでに35勝と昨年の31勝を上回る勝ち星を積み重ね、その活躍ぶりからは目が離せません。 管理する現2歳馬はここまで7頭がデビューし、4頭が新馬…

JpnⅡ東京盃(2017年)は浦和の◎ブルドッグボスと船橋の◯スアデラの2頭の地方馬に期待してーー予想

優勝馬にJBCスプリントへの優先出走権が与えられる第51回東京盃(JpnⅡ)が10月4日(水)、大井競馬場ダート1200外回りを舞台に行われます。今年はJRAから5頭、地方所属から11頭が出走。JRAの大将格はGⅠフェブラリーS5着、地方交流重賞を2勝しているニシケン…

才女ソウルスターリングが毎日王冠へ出走ーーエネイブルと対戦することはできるのか?

イギリスのJ・ゴスデン調教師が管理する3歳牝馬のEnable(エネイブル)は、キングジョージ&クイーンエリザベスSに続き、欧州クラシック・ディスタンスのチャンピオンを決める凱旋門賞を圧勝し、スターホースへの階段を一気に駆け上がりました。そして、エネ…

GⅠ凱旋門賞(2017年)は「Enableの、Enableによる、Enableのための凱旋門賞」と言える素晴らしいレースに!

2017年のGⅠ凱旋門賞(96th Prix de l'Arc de Toriomphe シャンティイ芝2400m)は「Enableの、Enableによる、Enableのための」レースとなりました。いかにもパワー・タイプらしい力強い蹴り込みで直線をアッサリと抜け出すと、2着クロスオブスターズ、3着ユリ…

GⅠスプリンターズS(2017年)は今年も1400mベストの馬が後傾ラップをしなやかに差し切るレースにーー回顧

秋のスプリント路線のチャンピオンを決めるGⅠスプリンターズS(中山芝1200m)は、前後半3Fが33.9 - 33.7の後傾ラップを、「前半、こんなに楽なペースで走れるなんて、ごっつぁんです!」という声が聴こえてきそうなほどに、レッドファルクスが外から楽々と差…

GⅠ凱旋門賞(2017年)は◎チンギスシークレット(独)と◯クロスオブスターズ(仏)の2頭に期待!ーー予想

日本調教馬として2017年の凱旋門賞に出走するサトノダイヤモンド(4歳牡馬 池江寿厩舎)の前に立ちはだかるのは、断然の主役と目される7戦6勝の3歳牝馬イネイブル(Enable J・ゴスデン厩舎) とA・オブライエン厩舎が送り出す5頭のGalileo産駒。 3歳牝馬なが…

GⅠスプリンターズS(2017年)はハイペースとどんな馬場にも対応できるセイウンコウセイに◎をーー予想

秋のスプリント路線のチャンピオンを決めるGⅠスプリンターズS(中山芝1200m)は、今春のGⅠ高松宮記念(中京芝1200m)を制したセイウンコウセイと昨年のスプリンターズSの覇者レッドファルクスが「スプリント王者」をかけて争います。 日本が誇るスプリンター…

GⅢシリウスS(2017年)はいつもソコソコに走るメイショウスミトモに◎をーーレース予想

JBCクラシック、チャンピオンズC(中京ダート1800m)へとつながるダート中距離重賞「GⅢシリウスS」は、阪神ダート2000mで行われるハンデ戦。シリウスSは2007年以降、施行距離が2000mへ延長され、2014年2着のナムラビクター、15年1着のアウォーディー、16年3…

チンギスシークレットはデインドリームに続き、ドイツ調教馬として凱旋門賞を制することができるのか?

欧州のクラシックディスタンスで争われるGⅠのなかで、世代限定戦のダービーやオークスをのぞけば、凱旋門賞が世界中の競馬関係者にとってもっとも「特別」なレースの1つであることは間違いのないことでしょう。 国際的に開かれたレースにもかかわらず、凱旋…

GⅠスプリンターズS(2017年)はセイウンコウセイの春秋スプリントGⅠ連覇に注目!ーーレース展望

秋のスプリント路線のチャンピオンを決めるGⅠスプリンターズS(中山芝1200m)は、今春のGⅠ高松宮記念(中京芝1200m)を制したセイウンコウセイが春秋スプリントGⅠの連覇をかけて出走する1戦。日本が誇るスプリンター「世界のロードカナロア」がターフを去っ…

凱旋門賞(2017年)はR・ムーア騎手とL・デットーリ騎手のどちらが勝つのか? それともワンツー?ーー展望

日本国内で初めて「海外競馬」の馬券が発売された2016年の凱旋門賞は、R・ムーア騎手の豪快なアクションに応えた牝馬のファウンドが直線で鋭く抜け出して後続を突き離すと、先行していたL・デットーリ騎手のオーダーオブセントジョージが内ラチ沿いを伸びか…