中山競馬場

GⅠスプリンターズS(2017年)は今年も1400mベストの馬が後傾ラップをしなやかに差し切るレースにーー回顧

秋のスプリント路線のチャンピオンを決めるGⅠスプリンターズS(中山芝1200m)は、前後半3Fが33.9 - 33.7の後傾ラップを、「前半、こんなに楽なペースで走れるなんて、ごっつぁんです!」という声が聴こえてきそうなほどに、レッドファルクスが外から楽々と差…

GⅠスプリンターズS(2017年)はハイペースとどんな馬場にも対応できるセイウンコウセイに◎をーー予想

秋のスプリント路線のチャンピオンを決めるGⅠスプリンターズS(中山芝1200m)は、今春のGⅠ高松宮記念(中京芝1200m)を制したセイウンコウセイと昨年のスプリンターズSの覇者レッドファルクスが「スプリント王者」をかけて争います。 日本が誇るスプリンター…

GⅡオールカマー('17年)は才女ルージュバックが美しいフットワークと「まさか」のイン強襲で勝利ーー回顧

63回産経賞オールカマー(GⅡ中山芝2200m)は、5番人気のルージュバックが、あの馬群をイヤがるルージュバックが道中でインコースをのびのびと走り、直線の最内を突いて伸びるとステファノスの追撃をしのいで1着でゴールしました。ここまで、少頭数をのぞくと…

GⅠスプリンターズS('17年)は前半3Fのペースに注目!ーー今年はピュアスプリンターが好走できるのか?

秋のGⅠ戦線は10月1日(日)、中山競馬場を舞台に行われるスプリンターズS(芝1200m)からスタート。スプリンターズSはJRAのなかでもっとも短い距離の芝GⅠとあって、スピード自慢の馬が集まる1戦です。近年は、2006年に創設されたサマースプリントシリーズを…

GⅡオールカマー(2017年)はメルボルンCではなく有馬記念で◎を打ちたいアルバートに期待してーー予想

秋の古馬中長距離GⅠへ向かう前哨戦として、一着馬には天皇賞・秋の優先出走権が与えられるオールカマー(中山芝2200m)は、春のGⅠ路線を戦った実力馬と夏の重賞で好走した馬が顔を揃えるレースです。今年はGⅠ馬の参戦がないものの、ステファノス、タンタアレ…

名門・堀宣行厩舎のアルバートはオールカマーで好走し、国内レースに専念するのか?ーー展望

豪州の長距離GⅠメルボルンC(フレミントン競馬場 芝3200m)に出馬登録をしているアルバート(6歳牡馬 堀宣行廐舎)は、GⅡオールカマーから今秋のローテーションをスタートさせます。2015、16年のステイヤーズS(GⅢ 中山芝3600m)を連覇し、今年はダイヤモン…

オールカマー出走のPacific Princess牝系のモンドインテロは中山の高速馬場乗り切れるのか?

秋のGⅠを展望する馬と夏の重賞を好走した馬とが集まる「GⅡオールカマー(中山芝2200m)」は、1着馬に天皇賞・秋の優先出走権が与えられる前哨戦。重賞は未勝利ながらOP特別3勝の実力馬モンドインテロ(5歳牡馬 手塚貴久厩舎)がオールカマーに出走し、秋のGⅠ…

GⅡオールカマー('17年)は「高速の馬場」に適性のある馬をピックアップしたいレースーーブラックバゴの展望

秋のGⅠを展望する馬と夏の重賞を好走した馬とが集まる「GⅡオールカマー(中山芝2200m)は、1着馬に天皇賞・秋の優先出走権が与えられる前哨戦。古馬中長距離のGⅠ路線を歩む実力馬が、秋の始動戦として選択されるケースも多く、今年の主役は国内GⅠの2着が2度…

GⅡセントライト記念('17年)は重馬場の鬼・マリアライトと4分の3同血のストロングレヴィルに◎をーー予想

9月18日(月・祝)、変則3日間開催の中山最終日は、メインレースに菊花賞トライアルのGⅡセントライト記念が組まれています。皐月賞馬アルアインが関東圏のトライアルのここに出走。ラジオNIKKEI賞を勝ったセダブリランテスの回避によって、皐月賞馬が単勝1倍…

ハービンジャー産駒のテオドールとプロフェットについての解説とレインボーSの予想

秋の中山競馬場の2週目は、9月16日(土)〜18日(月祝)までの変則3日間開催。その初日のメインレースは芝2000mの1600万下レインボーSが組まれています。このレースで上位の人気に支持されるテオドール(4歳牡馬 国枝栄厩舎)とプロフェット(4歳牡馬 池江泰…

スティッフェリオはしなやかで美しいフォームと魅力的な血統をもつ好素質馬ーーセントライト記念の展望

秋の中山の2週目は9月16日〜18日までの変則3日間開催となり、GⅡセントライト記念(中山芝2200m)は18日(月・祝)のメインレースに組まれています。皐月賞馬アルアインの参戦に注目が集まるなか、無傷の3連勝でラジオNIKKEI賞を制したセダブリランテスが右前…

池江泰寿厩舎はフランス遠征で国内の成績を落とすのか?ーーアルアインのGⅡセントライト記念

9月10日、凱旋門賞の前哨戦フォワ賞(GⅡ 芝2400m シャンティイ競馬場)に出走したサトノダイヤモンドは直線でいつもの伸びを欠き4着(6頭立て)と敗退。同馬を管理する池江泰寿調教師(栗東)にとっても苦しい敗戦となりました。凱旋門賞に向けてここから立…

GⅢ京成杯AH('17)は1分31秒6の好時計でグランシルクが重賞初制覇ーーレース回顧

9月10日(日)、秋の中山開催開幕週に行われたGⅢ京成杯AHは、田辺騎手の手綱に導かれた1番人気のグランシルクがこれまでの詰めの甘さを払拭する捲り差しで完勝し、重賞初制覇を飾りました。2着に後方から脚を伸ばした11番人気のガリバルディ、3着に中団から…

GⅢ京成杯AH('17年)は中団のインから捲れるウキヨノカゼに◎をーー予想

秋の中山開幕週は土日に1つずつ重賞が組まれ、日曜日のメインレースはサマーマイルシリーズ最終戦となるGⅢ京成杯AHが行われます。 土曜日に行われた秋華賞トライアル「GⅢ紫苑S(中山芝2000m)」はオークス4着のディアドラが春の実績通りに力を発揮し、1分59…

秋の中山開催開幕週はエアレーション作業によって2017年も「外差し」になるのか?ーー馬場考察

2012年、レオアクティブがGⅢ京成杯AHでマークした1分30秒7は現在も破られていない芝1600mの日本レコード。この快時計を受けて、JRAは馬場の硬度を低くするために翌年秋の開催3週間前に路盤に穴を開けるエアレーション作業を実施しました。 この開催の1ヶ月前…

GⅢ京成杯AHはエアレーション作業の実施によって開幕週から「外差し」になるのか?ーーレース展望

秋の中山開催の開幕週は土曜日にGⅢ紫苑S(芝2000m)、日曜日にGⅢ京成杯オータムハンデ(芝1600m)と2つの重賞が組まれ、ともにこの後のGⅠへつながる大切な1戦となります。京成杯AHは'12年にレオアクティブが1分30秒7の日本レコードをマークしてから少しずつ…

非ディープインパクト産駒が上位人気に支持される紫苑Sーーサロニカの逆襲はあるのか? 展望

2011年の桜花賞を制したマルセリーナは、ディープインパクトの初年度産駒として初めて父にGⅠをプレゼンントしました。海外の国際GⅠを含めれば、マルセリーナを皮切りに2017年の安田記念を制したサトノアラジンまで、ディープインパクト産駒はすでに38のタイ…

'17年の皐月賞と'16年の高松宮記念を比較してーー高速馬場の造られ方

1:57.8のレースレコード決着になった'17年の皐月賞。一週前の開催では中山競馬場は土日ともに終日の雨となり、芝のコンディションは重馬場まで悪化しました。その影響がどれだけ残るのか心配の声もあった皐月賞ですが、蓋を開けてみればこの開催NO.1の高速馬…

中山の重い芝は皐月賞までにどれほど回復するのか?

4月16日、中山競馬場で牡馬クラシックの1冠目「皐月賞」が発走します。GⅠ開催を控えた中山は8、9日の2日間とも雨が降る中でレースが行われ、芝の状態は重まで悪化しました。見た目に芝がボコボコしているとかはがれて土がむき出しになっているようなことはあ…