MENU

青葉賞(2017年)予想ーー人気馬が揃ってピッチ走法だから、ストライドの馬を狙いたい

f:id:hakusanten:20170429011622j:plain

「クラシック路線の遅れてきた大物」と呼ばれるアドミラブルが鞍上にM・デムーロ騎手を迎え、ダービー・トライアルのGⅡ青葉賞に登場。

大物が人気に応えてダービーへの切符をつかむのか、それとも、伏兵の台頭があるのか、見応えのある1戦が東京競馬場を舞台に繰り広げられます。

 

エアレーションが実施された東京競馬場

開催前に「路盤をほぐし、通気性と排水性を向上させる」エアレーション作業が実施された東京競馬場の芝コースは、逃げ先行から差し追い込みまで脚質の有利不利があまり問われないイーブンな馬場。芝の傷みがない開幕週はインコースの逃げ先行馬が有利と言われましたが、近年は路盤をほぐして柔らかくすることで、開催初日であっても差し追い込みの馬が力を発揮できる馬場へと変化しています。

 

青葉賞の有力馬

'17年の青葉賞はダービーを目指す3歳馬12頭がゲートイン。う〜ん、トライアルの重賞としては寂しい頭数になりました。

上位の人気に支持されるのはアドミラブル、トリコロールブルーの2頭。

 

アドミラブル

父:ディープインパクト

母:スカーレット(母父:シンボリクリスエス)

母は奇跡の日本ダービー馬と呼ばれるフサイチコンコルドや皐月賞馬アンライバルドを輩出したバレークイーン牝系の出身。母の兄弟にも皐月賞馬ヴィクトリーを含めて活躍馬が多く出ており、活力のある母系です。

前走のアザレア賞は脚の回転の速さとパワーで33秒台の上りを出して完勝。ゴール前はデムーロ騎手が後ろを振り返るほどの余裕でこの上りですから、他馬とは器が違うと言う走りでした。また、未勝利戦の勝ちタイム1:45.8はアルアインが毎日杯でマークしたタイムよりも0.7秒速く、スピードと素質は確かなものがあります。

青葉賞を素質と器ですぶっこ抜けるのであれば、ダービーも有力馬の1頭に。

 

青葉賞に向けて不安点は2つ。

1. ピッチ走法のため、長い直線の東京コースでペースがそこそこ流れると伸び負けするおそれがある

2. 3月に未勝利戦で復帰してからこれで3戦目となり、関東圏への長距離輸送となるとテンションが保てるかどうか

 

トリコロールブルー

父:ステイゴールド

母:ペンカナプリンセス(母父:ピヴォタル)

前走のスプリングSは大外を捲る競馬でしたが、コーナーでスピードに乗り切れずに5着と敗退。前走はコーナーを回る器用さがなかったというよりも、1800mだと距離不足なのかなと思わせる内容でした。

父ステイゴールドに母父スプリンターですから、内回り・小回りをパワーで捲る競馬が合っています。

ピッチ走法なので一瞬の切れ味に優れていて、2走前の東京コースで行なわれたフリージア賞が辛勝だったように、本来的には直線の長いコースが苦手です。

また、この馬もアドミラブルと同じように東京ならスローペース希望のタイプ。

 

予想

それでは青葉賞を張り切って予想していきます!

 

展開

ピュアな逃げ馬のタガノアシュラがハナに立ち、大外枠のイブキは2番手の外目が取れるなら競りかけることはないでしょう。

ポポカテペトル、ダノンキングダム、アドマイヤウイナーなどの先行勢はスタート次第で位置取りを決めると思います。

人気のアドミラブル、マイネルスフェーン、ベストアプローチ、トリコロールブルーは中団あたりで流れになる競馬。

タガノアシュラがどのようなペースで逃げるのかで展開が大きく変わりますが、おそらく、それほど緩めることはないはずで、最初の1000mの通過が61秒を切る流れ。2番手のイブキとの差が開くのであればタガノアシュラにとってはシメシメの展開でアレヨアレヨもあり得ます。

人気のアドミラブルとトリコロールブルーにとってもっともイヤな展開は平均かややスローのペースで流れているのに馬群が縦長になってしまうこと。これだとピッチ走法の馬にとっては苦しくなります。

 

◎アドマイヤウイナー

前走の大寒桜賞は力のいる馬場を先行し、レースNO.1の上り34.8で快勝しました。青葉賞はロングスパート戦になることが多く、昨年の覇者ヴァンキッシュラン(母父ガリレオ)など母系に重厚なスタミナをもつ馬の好走が目立つ舞台。母父ダンスインザダークのこの馬にとっては切れ味に勝負ではなくスタミナと持続力が問われるのであれば好走の余地は十分にあります。また、東京の芝は開催前にエアレーション作業をしているので、パワー型のたちワークフォース向きの馬場というのも強気になれるところ。

タガノアシュラの引っ張る流れであれば、スローの瞬発力比べは考えにくく、先行から抜け出す競馬をするならピッチ走法の人気馬2頭の差し脚を凌げるのではないでしょうか。

 

◯ポポカテペトル

ルメール騎手なので、人気になるのは仕方がないとして……。全兄のマウントロブソンよりも馬体に緩さがあり、ジリジリと持続的な脚を使える直線の長いコースが向くタイプ。負けた2走は前が詰まったり進路がなかったりと、びゅゆとキレる脚のないこの馬にとっては厳しいレースになりました。

12頭立てと少頭数になったのもこの馬にとっては歓迎で、タガノアシュラの引っ張る流れであれば、持ち前のストライドを伸ばして走ることができる分だけプラス。

ルメール騎手は馬群を割るのを好む騎手ですが、この頭数+タガノアシュラの逃げを考えると馬群も縦長に伸びるはずで、この馬にとっては進路も取りやすくなるはずです。

 

▲タガノアシュラ

先行するイブキが2番手でタガノアシュラを突つかなければ、平均よりややスローにも関わらず馬群が縦長になる展開に持ち込めます。

先週のフローラSで同馬主のタガノアスワドがため逃げをして4着とオークスの権利が取れなかったことからも、ここは離し逃げの形に持ち込む公算が大。

人気のアドミラブルとトリコロールブルーはピッチ走法なので馬群が縦長になると苦しく、今回はその展開に持込める可能性が高いので▲の印を。イブキに乗る田辺騎手の出方次第では逃げ切りもあり得ます。

 

以下は2、3着候補として

△ダノンキングダム

ステイゴールド産駒としては体型に伸びがあるストライド走法で東京は合っています。青葉賞と同じ舞台のゆりかもめ賞を勝っているのは強気になれます。

△サーレンブラント

上りの脚は上々なものがあり、権利取りに徹して最後方からの競馬をすればするっと2、3着に入ることも。

△イブキ

田辺騎手なので買い目に入れます。

 

買い目

人気馬が3着に突っ込むのがイヤなので、◎◯▲の馬単を中心に3連複で。

 

馬単

6→4. 8. 5. 2. 12

4→6. 8. 5. 2. 12

8→6. 4. 5. 2. 12

 

3連複

1軸目:6

2軸目:4. 8

3軸目:4. 8. 5. 2. 12

 

アドミラブル、トリコロールブルー、ベストアプローチの3頭はピッチなので東京コースだと割引したいところ。人気どころではマイネルスフェーンがもっとも怖いですが、京成杯から間隔をとって青葉賞というローテが「?」がつき、やはり疲れがあったのかな、と心配になります。

 

皆様にとっても素晴らしいレースになりますように。

 

以上、お読みいただきありがとうございました。

 

関連記事

hakusanten.hatenablog.jp