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【小倉競馬場8月26日(土)】の特別2レースと最終12Rをドーンと予想ーー西海賞、釜山ステークス

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全12日間(6週間)におよぶ小倉開催は折り返し地点を過ぎ、5週目を迎えます。芝はまだまだ速い時計の出るコンディション。開催前にエアレーション作業をしたことも影響し、1200mを除く芝1700m〜の距離では逃げ・先行馬だけではなく差し馬もソコソコ来れるのが今開催の特徴です。

今回の記事では8月26日(土)に小倉競馬場で行われる西海賞、釜山ステークス、そして最終12Rに組まれた芝1200m戦の3レースをドーンと予想していきます。

 

8月26日(土) 小倉競馬場の特別戦

8月26日(土)、小倉競馬場の特別戦はメインレースの釜山ステークスを含めて以下の3鞍が組まれています。

 

9R   ひまわり賞 2歳OP 芝1200m

10R 西海賞 3歳以上1000万下 芝2000m

11R 釜山ステークス 3歳以上1600万下 ダート1700m

 

9Rのひまわり賞は九州産馬限定の2歳OP戦。17頭と出走頭数は揃ったものの、未勝利馬が11頭、佐賀競馬から参戦する地方馬2頭とかなりレベル差のある組み合わせになりました。もともと能力差の大きい2歳戦……九州産馬限定の「ひまわり賞」は配当的な妙味も薄いので回避の方向で……。その代わりに、最終12Rに組まれた「3歳以上500万下 芝1200m」は週中に記事にした「小倉芝1200m」。ということでひまわり賞→最終12Rに変更して予想をします。今開催の「小倉芝1200m」の特徴については下の記事をご覧下さい。

'17年夏の小倉開催における芝1200mの傾向についてまとめましたーー逃げ・先行馬を狙って! - ずんどば競馬

 

M・デムーロと武豊騎手は札幌のWAJSに参戦

今開催の小倉競馬場で好調なM・デムーロ、武豊騎手の2人は札幌で開催される「WAJS」に参戦するため小倉には不在。代わって今週から川田将雅、浜中俊騎手が小倉で騎乗します。今開催のデムーロ、武豊騎手の小倉での成績は以下の通りですから、この2人が抜けた穴はなかなか大きいものが……。

M・デムーロ (8 - 5 - 2 - 14)

武豊     (10 - 8 - 6 - 36)

デムーロ騎手は落馬負傷のため8月6日(日)の後半のレースはすべて乗り替わり、新潟に3日間出張していたことから全体の勝ち鞍は少ないものの勝率・連対率は相変わらずの好成績。武豊騎手も2桁の勝ち鞍を積み上げ、勝率が0.167、連対率が0.300と上々の成績。この2人の替わりにどのような騎手が活躍するのか、26日、27日の小倉競馬場は騎手にも注目です。

それでは1レースずつ見ていきましょう。

 

10R 西海賞 3歳以上1000万下 芝2000m 牝馬限定

小倉芝の中距離戦らしくハービンジャー産駒が4頭出走しています。オークスを12着と敗れた3歳馬のモーヴサファイア、500万下を2連勝したエッジースタイル、1000万下に上がってから4→2→2→2→3着と安定した走りを見せてるヴァフラーム、小倉と好相性の叩き3戦目サマーローズと楽しみな4頭がスタンバイ。ハービンジャー産駒についてまとめた下の記事もよければご覧下さい。

'17年、ハービンジャー産駒の特徴に変化が?!ーー春のクラシックを賑わせたハービンジャー - ずんどば競馬

 

今開催の小倉芝2000mは差しが決まりやすい?

7月29日(土)から開幕した夏の小倉開催はここまで(8月20日終了時点)、2歳戦と3歳未勝利戦を除くと芝2000mのレース6鞍が行われ、逃げた馬は3着以内に1頭も残っておらず、基本的には差しが優勢な結果。以下、その6レースについてまとめてみました。

 

7月29日(土) 9R国東特別 3歳以上500万下
レース 時計 着順 人気 馬 名 通過順位
7/29 1:58.4 1 3 ワンスインアライフ 5 - 5 - 4 - 4
9R 2 7 インターンシップ 8 - 8 - 8 - 8
10頭 58.7 - 59.7 3 10 ギャッツビー 6 - 6 - 6 - 6

前後半の1000mが58.7 - 59.7と1.0秒の前傾ラップになり、1〜3着を差し馬が独占する結果。上りが35秒後半〜36秒前半の決着となり逃げ・先行馬には苦しい流れになりました。開幕週らしく外からバキューンと差してきたのではなく、2着のインターンシップはインをロスなく立ち回った馬。

 

8月5日(土) 9R都井岬特別 3歳以上500万下
レース 時計 着順 人気 馬 名 通過順位
8/5 1:59.5 1 3 エッジースタイル 5 - 5 - 4 - 4
9R 2 1 ユイフィーユ 11 -11 - 8 - 6
14頭 60.0 - 59.5 3 2 ザクイーン 2 - 2 - 2 - 2

牝馬限定戦らしく、前後半の3Fは0.5秒の後傾ラップ。そのため、3着に入ったザクイーンは道中2番手からしぶとく粘り込みました。上位の2頭は3〜4コーナーで捲り気味にポジションを押し上げての差し。ここでも差し優勢の結果に。

 

8月6日 11R小倉記念 GⅢ
レース 時計 着順 人気 馬 名 通過順位
8/6 1:57.6 1 4 タツゴウゲキ 3 - 3 - 3 - 5
11R 2 2 サンマルティン 11 - 9 - 6 - 2
13頭 58.3 - 59.3 3 6 フェルメッツァ 5 - 5 - 5 - 6

2着のサンマルティンが3コーナーから鋭く捲り、レース全体のペースが引き上がったため、逃げ・先行馬には苦しいレースになりました。勝ったタツゴウゲキは好位のインでロスなく立ち回った馬。フェルメッツァは35秒台半ばよりも上りがかかると凡走しないタイプで、1.0秒の前傾ラップのなかをしっかりと差してきての3着。

GⅢ小倉記念('17年)はサンマルティンの捲りをインから差したタツゴウゲキの勝利にーー回顧 - ずんどば競馬

 

8月12日(土) 10R宮崎特別 3歳以上1000万下
レース 時計 着順 人気 馬 名 通過順位
8/12 1:58.7 1 10 スズカビスタ 5 - 5 - 4 - 4
10R 2 3 レーヌドブリエ 8 - 8 - 7 - 8
12頭 58.7 - 60.0 3 1 フロムマイハート 4 - 4 - 3 - 3

1.3秒の前傾ラップを10番人気のスズカビスタが鋭く差し切っての1着。このレースも逃げ・先行馬には苦しい流れになり、3〜4コーナーでスムーズにペースアップできた馬が1〜3着を独占。このレースも上りがかかっており、瞬発力よりも「長く良い脚の使える馬」に向いた展開になりました。

 

8月13日(日) 11R博多ステークス 3歳以上1600万下
レース 時計 着順 人気 馬 名 通過順位
8/13 1:59.2 1 3 マサハヤドリーム 9 - 10 - 8 - 3
11R 2 6 プリメラアスール 2 - 2 - 5 - 3
11頭 59.1 - 60.1 3 5 サンライズタイセイ 6 - 6 - 3 - 3

1番人気のコパノマリーンが前半1000mを59.1で逃げ、それほど厳しいペースではなかったものの失速し、3コーナーから捲り気味にポジションを上げたマサハヤドリームが1着。4コーナーで前々へ押し上げたプリメラアスールとサンライズタイセイが2、3着という結果に。

 

8月19日(土) 10R英彦山特別 3歳以上500万下
レース 時計 着順 人気 馬 名 通過順位
8/19 1:59.8 1 3 ウォータービルド 10 - 10 - 10 - 9
10R 2 6 サウンドパラダイス 7 - 7 - 8 - 8
10頭 58.1 - 61.7 3 2 タガノシャルドネ 7 - 7 - 8 - 9

10頭と少ない頭数+500万下クラスながら、前後半1000mが58.1 - 61.7とかなりのハイペースになり、後方に構えた馬が1〜3着の上位を独占。3.6秒の前傾ラップですから、逃げ・先行馬にはかなり苦しい流れになりました。

 

少頭数でもペースは流れ、差し優勢の決着に

6レースの内5レースで1.0秒以上の前傾ラップになっており、「内の馬場が悪くなっての外差し」ではなく、上りのかかる流れになって逃げ・先行馬が苦しくなるのが今開催の小倉芝2000mの特徴です。ただ、直線だけでバキューンと差してくる馬よりも、3〜4コーナでしっかりとポジションを押し上げられる「捲り脚」のある馬を予想としてはピックアップしたいですね。

西海賞は牝馬限定戦ということもあり、8月5日の都井岬特別のような後傾ラップになる可能性もありますが、基本的には前傾ラップ+差し優勢を頭に入れて予想をします。

 

◎サマーローズ 5歳牝馬

ハービンジャー産駒+小牧騎手+外枠の差し馬ということでピックアップ。休養明け叩き3戦目で太目も快勝するでしょうし、後方からスムーズに前々へポジションを上げやすい外枠に入ったのもプラス。ここは逃げ馬が不在で、ヤマニンエルフィンとトウカイシェーンの先行勢を和田騎手のナリタピクシーが一気に捲る展開が考えられ、ペースが上がったときにもっともスムーズに追走できるのはこの馬かな、という点で◎に。

 

◯ナリタピクシー 4歳牝馬

500万下を勝ち上がっての昇級初戦。前走で負かしたメイショウタチマチは1000万下クラスでも好走歴のある実力馬で、中京の2000mを捲って突き抜けた前走は上々の内容。父ヴィクトワールピサ×母父Green Desertですからいかにも夏の小回りをギュンと捲る脚に優れた配合で、和田騎手というのも信用できますね。

 

▲ジルダ 5歳牝馬

前走はコパノマリーン、タニノアーバンシーといった強敵相手に鋭く捲り、「あわや」の4着。母エアデジャヴー(母父:ノーザンテースト)はアイドリームドアドリームの名牝系の出身で、この一族は小回り・内回りをスルスルと捲る馬を多く輩出しています。1800mがベストの馬で2000mは若干長いものの、前走のように捲り差しに回れるならばチャンスも十分。騎手が松山→松若というところがネックで▲に。

アイドリムドアドリーム牝系については下の記事をご覧下さい。

I Dreamed a Dream 夢は札幌でーーエアスピネルのGⅡ札幌記念('17)展望 - ずんどば競馬

 

その他の有力馬について

アッサリがあるならオークスでも狙ったハービンジャー産駒のモーヴサファイア。ヴァフラームは差しに回った川田騎手はそこまで信頼感に欠けるので下げの評価。最内枠に入った幸騎手のアルメリアブルームはこの枠だと逃がされるおそれが高いので、こちらも下げの評価。上位人気ではエッジースタイルがもっとも無難な馬といえるでしょうか。

 

買い目

◎→◯と▲への馬単とモーヴサファイアとエッジースタイルを絡めた3連単を。

 

馬単

9 → 4. 7

 

3連単

1着:9

2着:4. 7. 5. 6

3着:4. 7. 5. 6

 

11R 釜山ステークス 3歳以上1600万下 ダート1700m ハンデ

ここ2走は差し届かずのレースが続いているナムラアラシがトップハンデの57kgを背負い、おそらくこの馬が1番人気に支持されるのでしょう。次に重い斤量が55kgですから、いかにハンディキャッパーがナムラアラシの実力を高評価しているかがわかります。その他で上位の人気になりそうなのは昇級初戦となる馬たち。

 

昇級初戦の4頭

まずスパッと切れるのは3歳馬のメイプルブラザー。3歳馬はダート中距離路線でまだ1600万下を好走しているような馬はおらず、ここでアッサリだったら素直に脱帽するしかありません。ヨシオは森厩舎の昇級初戦馬で、さすがにこのクラスまで上がると初戦は割引。ミキノグランプリは前走逃げて1000万下を好走したものの、今回は1000万下を勝ち上がるのに苦労した6歳馬の休み明けで割引。

昇級馬のなかでもっとも可能性が高いのは、川田騎手のコパノアラジン。8月に入ってから「コパノ」の冠名でおなじみの小林祥晃氏の所有馬が好調でJRAの成績が(3 - 2 - 0 - 6)。(謎の)フランス遠征から帰国した川田騎手も久しぶりの日本での騎乗で気合いが入っているでしょうし、この馬には注目です。

 

◎マッシヴランナー 5歳牡馬

前走は休み明けで押して押して3番手のインのポジションを取ったものの、3コーナー過ぎで息切れしての13着敗退。太宰騎手にビッシリと追われた効果があるはずで、今回は砂をかぶらない大外枠からのスタートと条件は好転します。ピュアな逃げ馬が不在とは言え、なかなかに先行馬の多い組み合わせで、好位の外目でスムーズに追走できればここでもチャンスは十分に。

 

◯アドマイヤランディ 6歳牡馬

もともと1600万下でも好走歴のある実力馬で、前走は6ヶ月ぶりのレースで4着と好走。小回りコースも問題はなく、ペースが流れてソコソコの位置を追走できていればチャンスも。松山騎手の連続騎乗というのは魅力で、マッシヴランナーが外から捲ったところを付いて行っての2着に期待します。

 

その他の有力馬

ナムラアラシは捲り気味に進出して伸び切れなかった前走を見ると、使い詰めの疲れが心配……。斤量も57kgと背負わされていることを考えると割引せざるを得ないですね。この他で気になるの馬は以下の通りです。

△ロイヤルパンプ

このレースは確たる逃げ馬が不在なので、この馬が行ききれれば。

△キングストーン

こちらも和田騎手がスムーズに先行できれば。

△ロードフォワード

配当跳ね上げ要員として。

△クールオープニング

配当跳ね上げ要員として。

 

買い目

◎からの馬連と◎◯からの3連複を。

 

馬連

16 - 7. 13. 5. 6. 14

 

3連複の2頭軸流し

16. 7 → 13. 5. 6. 14

 

12R 3歳以上500万下 芝1200m

小倉芝1200mの500万下クラスは1分8秒台の決着になるのがデフォルトです。詳しくは今開催の小倉芝1200mのレースについてまとめた記事をご覧いただければ幸いです。

'17年夏の小倉開催における芝1200mの傾向についてまとめましたーー逃げ・先行馬を狙って! - ずんどば競馬

このレースのポイントは大きく分けて3つ。

 

小倉芝1200m 500万下のポイント

1. 先行馬が優勢

2. 前半33秒台、後半34秒後半と上りがかかる

3. 差し・追い込み馬は2、3着に1頭だけ

この1〜3のポイントに沿って好走馬をピックアップします。

 

◎メイショウシャチ 4歳牡馬

3走前、2走前と進路が取れずに好走を逃したメイショウシャチ。前走は中団に控えたものの伸びずバテずの結果で、今回は幸騎手を乗せての積極策でしょう。

幸騎手は先週行われた北九州記念2着のナリタスターワン(14番人気)の騎乗も見事で、小倉の芝1200mでは信用の置ける騎手。小倉は4コーナーはスパイラルカーブなので前が詰まるということないはずですから、ここは自信をもって◎に。

 

◯ヒワラニ 4歳牝馬

スタートが決まれば、内枠に入ったこの馬がハナへ。酒井学騎手ですからしっかりとペースを作っての逃げに期待します。テンの速い馬はカネトシブレスくらいなので、前半3Fが33秒台に入るような逃げが打てればチャンスは十分に。

 

▲スナークスカイ 4歳牡馬

ここ数戦は差しに回っているものの本来は先行馬。休みなく使われていて疲労が心配。とは言え、ここでは上位の実力のある馬で、ペースがソコソコに流れれば前々からしっかりと粘り込むだけの脚は十分にもっています。今回はこのクラスの小倉芝1200mで2着に好走したときの水口騎手が鞍上ですから、その分にも期待して。

 

△として2頭をピック

△ブレイヴバローズ

上位人気馬のなかでもっとも先行力があり、3歳馬+和田騎手というのは強気になれるポイント。

△クローディオ

差し馬としてピックアップ。良血馬+馬っぷりが抜群で、ついつい騙されてしまいますが……。ここ2走は3着内に入ってもおかしくないレースぶり。荻野極騎手の連続騎乗も魅力でこの印に。

 

買い目

メイショウシャチの単勝と◯▲△への馬連を。

 

単勝

4

 

馬連

4 - 2. 11. 10. 9

 

以上、お読みいただきありがとうございました。