2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ヨシトミ先生のマイルドな外差しに期待ーーダービー卿CT(2017年)予想

ダービー卿CTで1番人気の支持を集めるのでは? と想定されていたグレーターロンドンがレースを回避しました。 1年以上の休養を挟みながらの5連勝、「遅れてきた大物」と期待が高かった馬の回避で、ダービー卿CTは一転して混戦模様になりそうです。人気を集め…

キタサンブラックの'16年GⅠ4戦をプレイバック!ーー大阪杯(2017年)

菊花賞、天皇賞・春、JCと3つのGⅠタイトルを獲得しているキタサンブラックが'17年の始動戦に選んだのは新設GⅠの大阪杯。 すでに今春は大阪杯→天皇賞・春→宝塚記念のGⅠを3連戦するローテーションが発表されています。サトノダイヤモンドとの対決に加えて連覇…

遅生まれのキャンベルジュニアもいよいよ完成期にーーダービー卿CT(2017年)展望

4月の東京競馬場、3歳未勝利戦でデビューしたキャンベルジュニアは、500kgを超える好馬体をしなやかに伸ばして1着でゴールを駆け抜けました。 既走馬のなかでのデビュー戦となりましたが、堀宣行調教師+吉田和美氏の所有馬+外国産馬のブランド力からか、レ…

ディサイファと四位騎手のGⅠ大阪杯(2017年) 展望も含めて

ディープインパクト産駒にもさまざまなタイプの活躍馬がいます。例えば、'16年の牡馬クラシックはすべてディープインパクト産駒の勝利でしたが、皐月賞のディーマジェスティ、ダービのマカヒキ、菊花賞のサトノダイヤモンドとそれぞれ異なる個性の馬が三冠を…

シャケトラの素晴らしい捲りーー日経賞(2017年)回顧

天皇賞・春の前哨戦、日経賞は4歳牡馬のシャケトラが勝利し、キャリア6戦目での初重賞制覇となりました。6月の未勝利戦でデビューとなったためクラシック路線には間に合わなかったシャケトラですが、管理する角居調教師は菊花賞には目もくれず、馬の成長に合…

アンビシャスはまた追い込むのか?ーー大阪杯(2017年)展望

3歳時、毎日杯(GⅢ 阪神芝1800m)で1番人気に支持されたアンビシャスは、松山弘平騎手が抑えきれずに4角までかかり通しの追走になり、直線では伸び切れず3着に敗退しました。この結果から、折り合い重視のレースを目指すようになったアンビシャス。高い潜在…

雨の中京をスイスイと走るセイウンコウセイーー高松宮記念(2017年)回顧

レース前から「大混戦」と言われた高松宮記念は、直線で馬場の真ん中を1頭だけスイスイと伸びたセイウンコウセイが1着、2着と3着には内を突いたレッツゴードンキとレッドファルクスが入線する結果となりました。勝ちタイムは1:08.7(稍重)。 馬場と枠順の影…

ハイレベル世代の4歳馬4頭が激突するマーチS(2017年)予想

フェブラリーSを制覇し、ドバイワールドカップに出走するゴールドドリーム、東海Sを勝ったグレンツェントを見てもわかるように、4歳馬のダート路線はハイレベル世代と言われています。 中山競馬場のダート1800mで行われる今年のマーチSには4頭の4歳馬がスタ…

天気も馬場もペースも読めない高松宮記念記念(2017年) 予想

中京競馬場の3月26日の天気は雨模様。出走メンバーを見ても混戦模様。逃げるのはどの馬なのかも分かりにくく、ペースも乱戦模様。 予想をする上で読みにく要素は 予想をする上で読みにくい要素は3つあります。 1. 雨が降った時の馬場はどうなるのか? 2. ど…

中山捲りNO.1決定戦、でもそこに立ちはだかるのはーー日経賞(2017年)予想

日経賞の出馬表を見れば、人気馬の多くが5〜8枠に固まり、内枠に入ったのはディーマジェスティくらいでしょうか。 ゴールドアクター、シャケトラ、ディーマジェスティ、ツクバアズマオーの強みは3〜4角での捲り脚なので、道中のポジション取りがそれぞれ違っ…

Robertoが捲る、ステイゴールドがパワーで走る日経賞(2017年) 展望

天皇賞・春のステップレースとなる日経賞は中山の2500mで施行されるGⅡ。 一昨年の有馬記念を制したゴールドアクター、昨年の皐月賞をレコードで快勝したディーマジェスティなどのGⅠ馬に人気が集まりそうです。 ゴールドアクターは先行馬、ディーマジェスティ…

Bコース変更で内枠と先行馬が有利になるのか?ーー高松宮記念(2017年)展望

4週連続のGⅠレース開催が、高松宮記念(中京芝1200m)から幕開けします。 手に汗握るスプリント戦ですが、昨年の覇者ビッグアーサーやシルクロードステークスを勝ったダンスディレクターの回避で、今年は人気の中心になる馬が不在の混戦模様。ロードカナロアが…

ファルコンS(2017年)回顧ーー高速決着を制したのはコウソクストレート

1200〜1600mに適性のある3歳馬16頭がスピードを競ったファルコンS(中京芝1400m)は、戸崎騎手のコウソクストレートが後方からの差し切り勝ちをおさめました。 コウソクストレートの勝ちタイム1:21.1はファルコンSが1400mの距離で施行されるようになって最速。…

すべてにおいてハイレベルな名牝の走りーーフラワーC(2017年)回顧

フラワーCのスタートが切られ、武豊騎手のドロウアカードが1コーナーに入るあたりで先手を取り切り、そのすぐ外のポジションにしなやかかつ力強く走るファンディーナが取りついた時に勝負はほぼ決まりました。 いくらか気負ったファンディーナの道中の走りを…

適距離ではなくても2000mのスピードで圧倒するーー阪神大賞典(2017年)回顧

サトノダイヤモンドが阪神大賞典を快勝してから一夜明け、JRAの3日間開催も滞りなく終わりましたが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか? 配当面では多くの人が「安っ!」と叫んでいたであろう阪神大賞典ですが、人気の2頭がお互いの力を出し切って直線で…

スプリングS(2017年)回顧ーー松岡正海は姉の背中も知っているから

皐月賞トライアルのスプリングSは、朝日杯FSの勝ち馬サトノアレス、500万下を好内容で勝ち上がったアウトライアーズ、ウインブライト、トリコロールブルーの3頭が人気を集めました。 1着でゴールを駆け抜けたのは、後方から大外を鮮やかに捲った松岡正海騎手…

WIN5(3/20)をずんどば! 少頭数は本当に難しい…

WN5をずんどばで当てられるように、張り切って予想していきます! 対象レースを見ると、頭数の少ない中山10Rと頭数の多い中京10Rが難解で鬼門になりそうですね。 対象レース 中山9R 鎌ヶ谷特別(芝1600m 4歳上1000万下)ハンデ 中京10R 小牧特別(芝2000m 4…

大物牝馬ファンディーナが登場ーーフラワーC(2017年)予想

ソウルスターリング、アドマイヤミヤビなどのハイレベルな牝馬が出走を予定している今年のGⅠ桜花賞。 フラワーCはクラシック戦線に新しく名乗りを挙げる馬が現れるのかに注目が集まるレースです。 今年のフラワーCは「最後の大物」とメディアでも広く取り上…

ジリ脚を尻目に粘り込め!ーー但馬ステークス(2017年)予想

3/19(日)のWIN5の対象レースにもなっている阪神10Rの但馬ステークスは、有力馬にジリ脚のタイプが揃いました。 阪神の芝内回り2000mは最後の直線が短く、ゴール前で急坂が待ち構えていることから、後半3Fの上りがかかりやすいコースです。また、コーナーで…

WIN5(3/19)をずんどば! Mデムーロをどうするか?

WIN5をずんどばで当てられるように、張り切って予想していきます! 対象レースを見ると、おそらく阪神と中山の10Rがハンデ戦で鬼門かな、と。 絶好調なだけにMデムーロ騎手はどうしても単勝が売れてしまいますが、ここを外すかどうかがとても悩ましいです… …

またサトノダイヤモンドの走りを見ることができるーー阪神大賞典(2017年)予想

2017年、サトノダイヤモンドの始動戦として選ばれたのは阪神大賞典。 菊花賞と有馬記念を連勝して「現役最強馬」とも称されるサトノダイヤモンドの始動戦は、結果だけではなく「どのようなレースをするのか?」という内容も問われることになりそうです。 hak…

捲り3銃士ーースプリングS(2017年)予想

共同通信杯、弥生賞、若葉ステークスと皐月賞の主要なステップレースが終わっても、「今年の3歳牡馬は強い馬が…」というムードが漂っています。 3着までにGⅠ皐月賞への優先出走権が与えられるスプリングS。2017年の牡馬クラシックの主役を担える馬が現れるで…

どれだけタイムが速くなるのか? それが問題ーーファルコンステークス(2017年)予想

ファルコンSを予想する上で、今週の中京芝はどれだけ速いタイムが出るのかも注目で、芝のレースで当日の傾向を掴みたいところです。 ですが、芝は未勝利戦が2Rと500万下の牝馬限定戦が1Rと、参考に出来るのかは不透明… ただ、3/12(日)のトリトンステークス…

捲りが最も速いのは?ーー若葉ステークス(2017年)予想

阪神の芝2000m内回りで行われる若葉ステークス(OP)は、2着馬までにGⅠ皐月賞の優先出走権が与えらるトライアルレース。 阪神の芝内回りコース 若葉ステークスが施行される阪神芝内回りは簡単に言えば「急坂+小回り+上りがかかる」コース。 小回りで直線が短…

カプチーノが香るマイネルバールマンとジョーストリクトリーーファルコンS

GⅢファルコンS(3歳限定)は中京芝1400mで行われ、3歳マイルGⅠ「NHKマイルカップ」へとつながるプレステップレースの1つ。 2012年に中京競馬場のコース改修に伴い、ファルコンSは1200m→1400mと施行距離が延長されました。13年の覇者インパルスヒーローがNHKマ…

サンティールがフラワーCで好走する可能性について

「ハイレベル」な今年の3歳牝馬のなかで、最後の大物と呼ばれるファンディーナが出走するフラワーC。 フラワーCはファンディーナをはじめ、中京2歳ステークスの勝ち馬で阪神JF4着のディーパワンサ、新馬→500万下を2戦2勝のデアレガーロなどの注目馬も出走が…

美しさに耐えられない素軽さーーサトノダイヤモンド

サトノダイヤモンドのレースをリアルタイムで観たのは、2015年の有馬記念前日、阪神7Rの2歳500万下だった。 セレクトセールで高値で取引された馬だったことと平場戦での出走ということもあり、新馬戦を勝ったばかりで挑んだサトノダイヤモンドは単勝1.2倍の…

中京競馬場の芝が「また」高速化?! 2017年2回開催

2017年3月12日の中京メインとして行われたトリトンS(芝1400m 4歳上1600万下)は、2番人気のトーセンデュークが1着、1番人気のビップライブリーが2着に入る人気同士の決着になりました。配当面では平穏な結果になりましたが、驚いたのは1:19.6という勝ちタイ…

美しいピッチ、美しい捲りーー中山牝馬S(2017年)回顧

トーセンビクトリーが3〜4角の内を抜群の手応えでするすると上がっていくのを観て、「やっぱり、中山のコーナーを上手く回るのはトゥザ兄弟と一緒だなぁ」と思ったのでした。 トゥザ兄弟とトーセンビクトリー トゥザグローリー=トゥザワールド=トーセンビ…

ルージュバックに蓋をしたのはやっぱり田辺…ーー金鯱賞(2017年間)回顧

金鯱賞のスタートが切られた時、戸崎騎手が今までにないくらいのアクションで◎ルージュバックを前へ出して行ったのを観て、「さすが!」と思ったのも束の間、才女が外に出さないようにぴったりと蓋をしたのは田辺騎手でした。 戸崎騎手としては1角を回るまで…