2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

GⅠ凱旋門賞(2017年)は◎チンギスシークレット(独)と◯クロスオブスターズ(仏)の2頭に期待!ーー予想

日本調教馬として2017年の凱旋門賞に出走するサトノダイヤモンド(4歳牡馬 池江寿厩舎)の前に立ちはだかるのは、断然の主役と目される7戦6勝の3歳牝馬イネイブル(Enable J・ゴスデン厩舎) とA・オブライエン厩舎が送り出す5頭のGalileo産駒。 3歳牝馬なが…

GⅠスプリンターズS(2017年)はハイペースとどんな馬場にも対応できるセイウンコウセイに◎をーー予想

秋のスプリント路線のチャンピオンを決めるGⅠスプリンターズS(中山芝1200m)は、今春のGⅠ高松宮記念(中京芝1200m)を制したセイウンコウセイと昨年のスプリンターズSの覇者レッドファルクスが「スプリント王者」をかけて争います。 日本が誇るスプリンター…

GⅢシリウスS(2017年)はいつもソコソコに走るメイショウスミトモに◎をーーレース予想

JBCクラシック、チャンピオンズC(中京ダート1800m)へとつながるダート中距離重賞「GⅢシリウスS」は、阪神ダート2000mで行われるハンデ戦。シリウスSは2007年以降、施行距離が2000mへ延長され、2014年2着のナムラビクター、15年1着のアウォーディー、16年3…

チンギスシークレットはデインドリームに続き、ドイツ調教馬として凱旋門賞を制することができるのか?

欧州のクラシックディスタンスで争われるGⅠのなかで、世代限定戦のダービーやオークスをのぞけば、凱旋門賞が世界中の競馬関係者にとってもっとも「特別」なレースの1つであることは間違いのないことでしょう。 国際的に開かれたレースにもかかわらず、凱旋…

GⅠスプリンターズS(2017年)はセイウンコウセイの春秋スプリントGⅠ連覇に注目!ーーレース展望

秋のスプリント路線のチャンピオンを決めるGⅠスプリンターズS(中山芝1200m)は、今春のGⅠ高松宮記念(中京芝1200m)を制したセイウンコウセイが春秋スプリントGⅠの連覇をかけて出走する1戦。日本が誇るスプリンター「世界のロードカナロア」がターフを去っ…

凱旋門賞(2017年)はR・ムーア騎手とL・デットーリ騎手のどちらが勝つのか? それともワンツー?ーー展望

日本国内で初めて「海外競馬」の馬券が発売された2016年の凱旋門賞は、R・ムーア騎手の豪快なアクションに応えた牝馬のファウンドが直線で鋭く抜け出して後続を突き離すと、先行していたL・デットーリ騎手のオーダーオブセントジョージが内ラチ沿いを伸びか…

成長途上のメラグラーナはGⅠスプリンターズS(2017年)を勝てるのか?ーーレース展望

今春のGⅠ高松宮記念を10着(3番人気)と敗退したメラグラーナ(5歳牝馬 池添学厩舎)は、巻き返しを期して臨んだCBC賞(GⅢ 中京芝1200m)で1番人気の支持を受けながらも10着と凡走し、秋のGⅠスプリンターズSに向けて大きな不安を抱えることになりました。夏…

GⅠスプリンターズS(2017年)は「ビッグアーサー」タイプと「レッドファルクス」タイプの争いにーーレース展望

秋のGⅠ戦線の開幕を告げるスプリンターズSは10月1日(日)、中山競馬場の芝1200mを舞台に行われます。スタートが切られてから、「あっ!」と言う間もなく直線の攻防を迎えるスプリントGⅠ、この「68秒以内」のレースを制するのはどの馬なのでしょうか? 「ロ…

GⅠ凱旋門賞(2017年)は今年もGalileo産駒+A・オブライエン厩舎の管理馬が好走するのか?ーーレース展望

日本調教馬のマカヒキ(4歳牡馬友道康夫厩舎)が遠征した2016年の凱旋門賞は、A・オブライエン調教師(アイルランド)の管理するGalileo産駒の牝馬ファウンド(当時の4歳)がシャンティイ競馬場の直線を早々に抜け出すと、R・ムーア騎手のパワフルなアクショ…

GⅡ神戸新聞杯(2017年)はダービー馬レイデオロが貫禄を見せての快勝ーー現3歳牡馬のレベルは?

菊花賞トライアルのGⅡ神戸新聞杯は、1番人気のレイデオロが好位から直線で楽々と抜け出して快勝しました。ダービー、神戸新聞杯と連勝し、3歳牡馬NO.1の座をしっかりと固めたレイデオロは、古馬と初対戦となるジャパンカップへ向かいます。後方からレースを…

GⅡオールカマー('17年)は才女ルージュバックが美しいフットワークと「まさか」のイン強襲で勝利ーー回顧

63回産経賞オールカマー(GⅡ中山芝2200m)は、5番人気のルージュバックが、あの馬群をイヤがるルージュバックが道中でインコースをのびのびと走り、直線の最内を突いて伸びるとステファノスの追撃をしのいで1着でゴールしました。ここまで、少頭数をのぞくと…

GⅠスプリンターズS('17年)は前半3Fのペースに注目!ーー今年はピュアスプリンターが好走できるのか?

秋のGⅠ戦線は10月1日(日)、中山競馬場を舞台に行われるスプリンターズS(芝1200m)からスタート。スプリンターズSはJRAのなかでもっとも短い距離の芝GⅠとあって、スピード自慢の馬が集まる1戦です。近年は、2006年に創設されたサマースプリントシリーズを…

GⅡ神戸新聞杯('17年)はルーラーシップ産駒の初重賞制覇に期待してダンビュライトに◎をーー予想

菊花賞トライアルのGⅡ神戸新聞杯(阪神芝2400m外回り)は、春のクラシックで実績を上げた馬と夏場に力をつけた馬が顔を揃えるレースです。今年はダービー馬レイデオロがここから秋のローテーションをスタートするとあって、そのレースぶりに注目が集まります…

GⅡオールカマー(2017年)はメルボルンCではなく有馬記念で◎を打ちたいアルバートに期待してーー予想

秋の古馬中長距離GⅠへ向かう前哨戦として、一着馬には天皇賞・秋の優先出走権が与えられるオールカマー(中山芝2200m)は、春のGⅠ路線を戦った実力馬と夏の重賞で好走した馬が顔を揃えるレースです。今年はGⅠ馬の参戦がないものの、ステファノス、タンタアレ…

2歳OPききょうSは上品で魅力的な血統とパワフルな走りが印象的なタワーオブロンドンに注目!

秋のJRA開催の3週目となる9月23日(土)、阪神9Rは2歳OP特別のききょうS(芝1400m)が行われます。昨年はジューヌエコールがこのレースとGⅡデイリー杯2歳Sを制し、阪神JFへと駒を進めました。今年はどんな活躍馬が現れるのか、注目の1戦です。 1番人気は、札…

名門・堀宣行厩舎のアルバートはオールカマーで好走し、国内レースに専念するのか?ーー展望

豪州の長距離GⅠメルボルンC(フレミントン競馬場 芝3200m)に出馬登録をしているアルバート(6歳牡馬 堀宣行廐舎)は、GⅡオールカマーから今秋のローテーションをスタートさせます。2015、16年のステイヤーズS(GⅢ 中山芝3600m)を連覇し、今年はダイヤモン…

オールカマー出走のPacific Princess牝系のモンドインテロは中山の高速馬場乗り切れるのか?

秋のGⅠを展望する馬と夏の重賞を好走した馬とが集まる「GⅡオールカマー(中山芝2200m)」は、1着馬に天皇賞・秋の優先出走権が与えられる前哨戦。重賞は未勝利ながらOP特別3勝の実力馬モンドインテロ(5歳牡馬 手塚貴久厩舎)がオールカマーに出走し、秋のGⅠ…

GⅠ秋華賞は3年連続社台系ファームが1〜3着を独占!ーー2017年はどうなるのか?

牝馬クラシック最後の1冠は、京都芝2000m内回りコースで行われるGⅠ秋華賞。天皇賞・秋へ向かうことが発表されたオークス馬ソウルスターリングの名前はなくとも、秋華賞はNHKマイルカップを制したアエロリット、ローズSを33.5の鋭脚で突き抜けたラビットラン…

GⅡ神戸新聞杯('17年)はルーラーシップ産駒にベストの舞台、ダンビュライトとキセキは好走できるのか?

菊花賞トライアルのGⅡ神戸新聞杯(阪神芝2400m外回り)は、春の実績馬と夏の上がり馬が牡馬クラシック最後の1冠に向けて争うレース。歴史的な「超」スローペースとなった第84回ダービーを制したレイデオロがここから秋のローテーションをスタートさせます。…

ルージュバックはGⅠ勝利に向けてのラストシーズンでどのような走りをするのか?ーーGⅡオールカマー展望

ダイワスカーレットやウォッカのようにパワフルなストライドで直線を伸びてくるというより、「音もなく」スイスイとスピードに乗って外から「あっ!」と言う間に差し切ってしまうルージュバック(5歳牝馬 大竹正博厩舎)の走りは、「おおっ!」と身を乗り出…

GⅡ神戸新聞杯('17年)はラブリーデイ的なピッチのレイデオロが好走できるのか?ーーレース展望

歴史的な「超」のつくスローペースとなった第84回東京優駿を制したレイデオロが秋の始動戦として選択したのは、阪神芝2400m外回りのGⅡ神戸新聞杯。すでに、菊花賞ではなくジャパンカップへ向かうことが発表されているレイデオロにとっては、同世代NO.1の座を…

GⅡオールカマー('17年)は「高速の馬場」に適性のある馬をピックアップしたいレースーーブラックバゴの展望

秋のGⅠを展望する馬と夏の重賞を好走した馬とが集まる「GⅡオールカマー(中山芝2200m)は、1着馬に天皇賞・秋の優先出走権が与えられる前哨戦。古馬中長距離のGⅠ路線を歩む実力馬が、秋の始動戦として選択されるケースも多く、今年の主役は国内GⅠの2着が2度…

GⅡセントライト記念('17年)は「雨が止んでカラリと晴れたら高速馬場」へと変化したレースにーー回顧

9月18日(月・祝)、JRAの3日間開催の最終日に行われた菊花賞トライアル・GⅡ朝日セントライト記念(中山芝2200m)は、皐月賞馬アルアインが直線で抜け出して先頭に立ったところを、外から迫ったミッキースワローが差し切って1着。2着と3着に池江寿厩舎の2頭…

GⅡローズS('17年)は「世界的良血馬」ラビットランの圧勝劇!ーーレース回顧

秋華賞トライアルのGⅡローズSは3日間開催の中日となる9月17日(日)、阪神芝1800mの外回りコースで行われ、「世界的な良血馬」ラビットランが直線大外をしなやかに伸びて逃げるカワキタエンカを交わして1着。春のクラシックを賑わせたトップレベルの牝馬たち…

GⅡセントライト記念('17年)は重馬場の鬼・マリアライトと4分の3同血のストロングレヴィルに◎をーー予想

9月18日(月・祝)、変則3日間開催の中山最終日は、メインレースに菊花賞トライアルのGⅡセントライト記念が組まれています。皐月賞馬アルアインが関東圏のトライアルのここに出走。ラジオNIKKEI賞を勝ったセダブリランテスの回避によって、皐月賞馬が単勝1倍…

GⅡローズS('17年)は社台系ファーム生産馬と重馬場適性からブラックスビーチに◎をーーレース予想

9月17日(日)、秋華賞トライアルのGⅡローズSが阪神競馬場の芝1800m外回りコースを舞台に行われます。オークス3着のアドマイヤミヤビがこのレースを回避(競走馬登録を抹消)したものの、ファンディーナ、レーヌミノル、リスグラシューなど春の実績馬が顔を…

野路菊S('17年)はディープインパクト産駒の2頭ミッキーマインドとワグネリアンに注目ーーレース予想

開催2週目となる9月16日(土)の阪神競馬場9Rは2歳馬のOP野路菊S(芝1800m)が組まれ、ワグネリアン、クリノクーニングなどの素質馬が顔を揃えました。ここから年末に行われる2歳GⅠ、そして来年のクラシックに羽ばたく馬が現れるのか、注目の1戦。今回の記事…

ハービンジャー産駒のテオドールとプロフェットについての解説とレインボーSの予想

秋の中山競馬場の2週目は、9月16日(土)〜18日(月祝)までの変則3日間開催。その初日のメインレースは芝2000mの1600万下レインボーSが組まれています。このレースで上位の人気に支持されるテオドール(4歳牡馬 国枝栄厩舎)とプロフェット(4歳牡馬 池江泰…

JRAの競馬に負けてブルーなときに聴きたい°C-uteの曲10選

JRAは土日の2日間(月曜日が祝日の場合、変則での3日間開催もあります)でレースが行われ、最終12Rは16時30分前後に終わります。馬券が当たっているときは「ウハウハ」で、気持ち良く日曜日の夜を過ごせるのですが、ぐうの音も出ないくらいに負けていると、…

スティッフェリオはしなやかで美しいフォームと魅力的な血統をもつ好素質馬ーーセントライト記念の展望

秋の中山の2週目は9月16日〜18日までの変則3日間開催となり、GⅡセントライト記念(中山芝2200m)は18日(月・祝)のメインレースに組まれています。皐月賞馬アルアインの参戦に注目が集まるなか、無傷の3連勝でラジオNIKKEI賞を制したセダブリランテスが右前…