2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

重馬場のセントライト記念はRoberto&Danzig天国に!?ーー重馬場に適性のある馬は?

「雨が降〜れば思い出す〜、2017秋、菊花賞〜」 2017年の菊花賞と天皇賞・秋は歴史的な不良馬場でレースが行われました。「未曾有の」と形容したくなるほどの不良馬場は、週末になるたびに雨が降り続けたことによって現れたものです。 とくに、レースの上り3…

セントライト記念はRobertoの捲りが好相性のレース!ーー2019年はRobertoもちが好走できるのか?

9月16日(祝日)、中山競馬場では菊花賞トライアルのセントライト記念(GⅠ・中山芝2200m)が行われます。中山の芝中距離戦とあって、Robertoの血を引く馬の好走が目立つレースです。 ▼セントライト記念におけるRobertoもち好走馬 ・2018年 1着:ジェネラーレ…

タワーオブロンドンはゴドルフィンの「オシャレ」さが詰まった1頭ーースプリンターなのか?

スプリンターズS(GⅠ・中山芝1200m)に向けた前哨戦となるセントウルS(GⅡ・阪神芝1200m)を1分6秒7のレコードで楽勝したタワーオブロンドンは、H・H・シェイク・モハメド殿下が代表を務める世界的な馬産集団「ゴドルフィン」の配合的なオシャレさがギュッと…

ローズS(2019年)はノーザンファーム生産馬に注目のレースになるのか? それとも……

9月15日、阪神芝1800mで行われるローズS(GⅡ)は秋華賞(GⅠ・京都芝2000m)に向けたトライアル・レースです。牝馬3冠を達成したアーモンドアイや今年の皐月賞馬サートゥルナーリアなど、ノーザンファーム生産の素質馬はトライアルをスキップしてGⅠに臨むのが…

セントライト記念(2019年)はノーザンファーム生産馬と高速馬場適性のある馬に注目したいレース

今春の3歳クラシック(牡・牝馬)とNHKマイルCはノーザンファーム生産(育成)馬がすべて1着となり、パーフェクト制覇を達成しました。秋のGⅠシリーズが近づき、また「ノーザンファーム」についてアレコレと考えを巡らす季節がやってきたと言えますね。 2019…

マイルの日本レコードがマークされた京成杯AH(2019年)の傾向変化と勝ち馬トロワゼトワルについてのアレコレ

秋の中山開幕週を飾るマイル重賞の京成杯AH(中山芝1600m・GⅢ)は、トロワゼトワル(4歳牝馬・安田隆行厩舎)が日本レコードとなる1分30秒3で快勝。 鞍上の横山典弘騎手はこれで、京成杯AHのレコードを3度更新するということ記録を打ち立てました。 ▼横山典…

2019年下半期のGⅠシリーズに向けてのメモーー下半期もノーザンFの独占なのか?

夏競馬が終わると、また「GⅠ」のシーズンがやってくる。気が付けば2019年も下半期。そして、「あっ!」と言う間にグランプリ・有馬記念(GⅠ・中山芝2500m)のファンファーレが聞こえてくるのだろう。 40歳を過ぎると、「時間の流れるスピード」と「老眼の進…

エアレーションの効果と特徴をズバっと解説!ーー時計は速くなるのか? 芝は傷まないのか?

秋の中山開催がスタートすると、毎年のように競馬ファンの間で話題になるのが「エアレーション作業」です。 この記事をお読みになっている皆さまも、競馬場やWINSで「エアレ(=エアレーション)が効いているから、芝は時計がかかってるな〜」とか、「エアレ…

1人気が好成績のセントウルS(2019年)は今年「こそ」高配当が出るのか?ーー阪神開幕週はインベタ馬場

サマー・スプリントシリーズの最終戦、そして、GⅠスプリンターズSの前哨戦となるセントウルS(GⅢ・阪神芝1200m)は例年、ビッグアーサーやロードカナロア、ファインニードルなどのGⅠ勝ち馬が人気の中心となるレースです。 今年は春のスプリントGⅠ・高松宮記…

エアレーション馬場の京成杯(2019年)はディープインパクトの差しとRobertoの捲りがポイント!

2012年の京成杯AH(GⅢ・中山芝1600m)でレオアクティブがマークした1分30秒7は、今年のヴィクトリアマイル(GⅠ・東京芝1600m)でノームコアが1分30秒5の勝ちタイムをマークするまで、JRAの芝1600m戦における日本レコードでした。 今でこそ、マイル重賞(また…