競馬に負けたブルーな気分を吹き飛ばすPerfumeのベスト10曲!

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参照:Perfume Official Site

 

JRAは土日の2日間(月曜日や金曜日が祝日の場合、変則での3日間開催もあります)でレースが行われ、最終12Rは16時30分前後に終わります。馬券が当たっているときは「ウハウハ」で、気持ち良く日曜日の夜を過ごせるのですが、ぐうの音も出ないくらいに負けていると、『ちびまる子ちゃん』の歌が聴こえた瞬間に「ドーン」と沈んだ気分に……。

 

ブルーな気分を吹き飛ばすには?

そんなブルーな気分を回復するには「時間」の経過しかなく、私たちにできるのはちょっとの間でもイヤな気持ちを吹き飛ばすアレコレくらいです。

1. 美味しいものを食べる

2. 身体を動かす(汗をかく運動)

3. お風呂に入る(バスタブにつかる)

4. タスクを処理する

5. 音楽を聴く

少しでもイヤな気分から遠くへ離れるために実践しているのは以上の5つ。もっとも効果があるのは、「タスクを処理する」だったりします。この「今後、避けては通れないタスク」(仕事の下準備や家事全般を含む)を処理する作業は、ブルーな気分を引き起こす「思考」を断ち切るのに最適!

ただ、タスクの処理は「どうしても気分が乗らない」こともあるので、そこが難しい点と言えますね。5つのなかでもっともお手軽(コストが低い)なのは「音楽を聴くこと」でしょう。「音楽を聴きながら◯◯作業」ができますし、楽チンなのがオススメです。

 

どんな音楽を聴くのか?

競馬で負けたブルーな気分を吹き飛ばすのに重宝しているのが、2017年にグループを解散した「チーム°C-ute」の曲。この「アイドルが憧れるアイドル」と称されるほど歌唱とダンスに優れた5人組アイドル・ユニットのMVを観ていると、イヤなことも吹き飛びます。

°C-uteについては「この記事」に詳しく書いているので、よければそちらもご覧下さい。

 

Perfumeもブルーな気分をバキューンと吹き飛ばす

°C-uteの次にブルーな気分をバキューンと吹き飛ばせるのは、そう、2005年にメジャーデビューを果たした女性3人組ポップ・ユニットの「Perfume」です。

公式サイト:Perfume Official Site

曲だけではなく、3人の独特なダンスも魅力の1つ。Perfumeの総合演出を務めるMIKIKOの振り付けも素晴らしく、その世界観についつい引き込まれてしまいます。

今回の記事では、競馬ヲタがセレクトする「ブルーな気分を吹き飛ばすPerfumeのベスト10」をドーンとご紹介!それでは、張り切ってレッツラゴー!

 

Perfumeのベスト10

2005年の『リニアモーターガール』から2017年の『If you wanna』までの曲を、ブルーな気分を吹き飛ばす」という観点でベスト10を選出しました。

Youtubeの動画はすべてPerfume公式サイトによるものです。

公式サイト:Perfume - YouTube

 

1位:シークレットシークレット

カクカクした腕と膝の動きが魅力的な『シークレットシークレット』の振り付けは、いかにもPerfume!とエクスクラメーションマークをつけたくなるほどに魅力的です。

 

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Perfumeの振り付けのなかでもとくに好きなのは、手首と肘と膝の不思議な動き。膝を内側に締め、女の子らしい「内股」になる振り付けは不自然さがむしろフェミニンに見えて素敵!

耳触りのよい音の連なりは感情を強く揺さぶることはなく、スッと身体にしみ込んできます。この耳や感情を刺激しない曲こそブルーな気分を吹き飛ばすのには最適。耳に届く曲の「ムード」と「テンポ」がメインであれば、アレコレと余計なことを考えずにすむのです。

重苦しくない『シークレットシークレット』は気分を回復するためのベスト・ソング!

 

2位:FLASH

このブログでもたびたび取り上げているお気に入りの曲。カンフーの振り付けと衣装がマッチしているのが最大の魅力です。指先まで神経が行き届いたダンスはため息が出るほど……。動きに「緩急」をつけることで、色味の少ないMVのアクセントとなっています。

 

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青春がいっぱいに詰まった映画『ちはやふる』の主題歌ということもあって、やや「情緒的」な部分もあり、すぐに気分を回復させたいときには『FLASH』が最適。ついつい「フラッシュ!」と口ずさんでしまいますが……。

MVのなかで3人の動きがピタッと止まった瞬間は本当に素敵で、観ているこちらも思わず「うっ…」と息を止めてしまうほど。この不思議な魅力にあふれた振り付けは、イヤな気分を吹き飛ばすにはもってこいです!

 

3位:Spending all my time

「Spending all my time」というフレーズが繰り返され、それに合わせてMVも似通ったシーンがたびたび登場する曲。この単調さと繰り返しが、ブルーな気分を回復するのには適しています。

 

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すべて英語の歌詞があてられており、耳と頭を強く刺激しないのがこの曲の特徴です。イライラしていたりブルーな気分のときには、「単調な繰り返し」が感情を穏やかに整えます。

テンポも心地よく、耳触りの良い曲ということもあって、目を閉じてベッドに寝転びながら「放心状態」になるにはもってこいです。また、約3分という曲の長さもサッと聴けてグッド!

 

4位:Cling Cling

「クリンクリン」とか「ルンルンルン」とか「ツンツンツン」などのオノマトペが歌詞に盛り込まれ、耳触りの良い音がスーッと入ってくる1曲。東アジアを強く意識させるMVも曲にマッチしています。

 

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3人が揃って踊るシーンは、振り付けの動きはシンクロしている「ように」見えるものの、顔や指先のアングルや姿勢そのものを1人ずつ変えることで、「揃っているように見える」のですから、素晴らしいの一言。

指や脚、顔などのアングルや動きを完璧にシンクロさせるのは無理な話で、揃えようとすればするほど「ズレた」ときの粗が目立ちます。そのため、「シンクロしている雰囲気」をいかに作るのかが大切なのです。

この曲は全体的に「ムード」や「印象」が優先されていて、だからボッーとしていてもスッーと音と映像が目と耳に届きます。この軽さこそが気分を回復するには最適なのです。

 

5位:ナチュラルに恋して

Perfumeに興味のない、または知らない人に「パフュームってどんなグループなの?」と聞かれたら、『ナチュラルに恋して』のMVを観てもらいます。この曲のMVは女性ポップ・ユニットとしての3人の魅力が詰まっていて、一般人を「ホイホイ」できること間違いなしです。

 

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3人はそれぞれ、デビューからほぼ同じ髪型をキープしているため、キャラクターのイメージも固まっています。「Perfume」というアイコン(このグループにまつわるすべてのイメージ)をナチュラルに表現しているこの曲こそ、一般人ウケを狙うにはもってこい。

私服「風」の衣装と抑え目の振り付け、いかにもPerfumeらしい単調なリズムは、一般人ウケだけではなく気分が落ち込んでいるときにもベター。軽さにあふれたこの曲を聴けば、馬券に負けたこともどこかに吹き飛ばしてくれます。

 

6位:レーザービーム

キャッチーな歌詞とピコピコ音と和風なリズムで、ズキュンと胸にレーザーを撃たれたような感覚になる1曲。サビが盛り上がれる曲だけに、「ラブビーム!」とついつい口ずさんでしまいます。

 

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『レーザービーム』の振り付けはいかにもPerfumeらしいもので、POG御用達の名牝クロウキャニオンが毎年OP級の馬を出すような安定感があるのも魅力。この安心感があるから、ブルーな気分のときに聴きたくなるのかもしれませんね。

このMVでも身体のラインをすっきりと見せる衣装を身につけ、フェミニンな仕草も取り入れられているのに、セクシーさよりも「美しさ」が強調されているのは「これぞ、Perfume」と声を上げたくなるほどです。

 

7位:Dream Fighter

 Perfumeにどっぷりとはまるきっかけとなったのがこの曲。代表曲と言われる『ポリリズム』よりも『Dream Fighter』でホイホイされた身としては、このひまわり色の服を着て踊る3人を観ると、感慨深いものが……。

 

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振り付けやダンスは「It's Perfume」なのですが、曲は単調なリズムではなくやや情緒的なもの。『Dream Fighter』のリリース直後(2008年11月)からこの不思議な振り付けに魅了され、年末までヘビーローテーションでMVを視聴していたのを思い出します。

この曲を聴くとそのときの感情が蘇ってくるので、7位にランクインさせました。パブロフの犬のように条件反射でポジティブな気持ちになってしまうので……。心に残る名曲ではないけれど、いつまでも忘れられない1曲です。

 

8位:チョコレート・ディスコ

代表曲『ポリリズム』と同じように、Perfumeらしい単調なリズム&フレーズの繰り返しが心地よいのがこの『チョコレート・ディスコ』。

 

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2008年リリースとあって、メンバーのあどけない表情や仕草がMVからもわかります。大人の女性へと変化していく転換点とも言える曲で、ナチュラルさが残っているのがグッド!

「チョコレート」と「ディスコ」の言葉のリフレインは情感が込められていないため、耳触りが良く、聴いていても疲れないのが最大の特長です。

 

9位:Twinkle Snow Powdery Snow

立ち上がりのメロウさが印象的で、Perfumeらしいピコピコ音が抑えられている良曲。全体として平板な曲調なものの、耳触りの良さはなかなかです。

 

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MVはファイナルファンタジーを想起させるCGが使われ、ふ〜んな出来栄えです。この曲もリリースが2008年とあって、まだまだ3人のあどけなさが堪能できます。

曲に入り込めるほどの訴求力に欠けるため、聴き流す音楽としては最適ですし、刺激が強くないのはブルーな気分のときにもってこい!

 

10位:Spring of Life

サビの部分を明確で、いかにも「アイドル」風の耳触りの良さに優れた1曲。何度もリピートしたくなる歌ではないものの、「そろそろSpring of Lifeも聴いとかなきゃ!」と箸休めには最適。

 

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FLASHやレーザービームと同じく、明確にサビで盛り上げようとしているのもグッド。振り付けや踊りはPerfumeらしさがあふれ、3人のスラッと伸びた長い脚を強調したMVも素敵です。

 

まとめ

競馬で負けたブルーな気分を吹き飛ばすPerfumeのベスト10曲は以上のようなラインアップになりました。これらをヘビーローテーションすれば、ドーンと沈んだ気分も回復すること間違いなし!

 

作り込まれた「ナチュラル」さ

PerfumeのMVは3人の「ナチュラル」な女性らしさが画面の全体に表れています。『FLASH』のカンフーも『Spending all my time』の動きの少なさからも女性らしさを感じ取れるのです。

この画面からあふれてくる「ナチュラル」な女性らしさこそ、ポップ・ユニットとしてのPerfumeの最大の魅力。作り込まれた振り付けがあればこそ、自然な美しさが強調されるという逆説的なプロモーションは、20世紀の「アイコン」にぴったりとはまるのです。

作り込むことで立ち現れる「ナチュラル」さは、あざとくないために自然と私たちの耳や目にしっくりと染み込み、イヤな気分を忘れさせてくれます。

 

以上、お読みいただきありがとうございました。