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「雷神」J・モレイラが'17年WAJSに参戦ーー'16年の日本での成績についてまとめました

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8月26日(土)、27日(日)に札幌競馬場で行われる「2017ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)」に香港からJ・モレイラ騎手が選出されました。「雷神」、「マジックマン」の異名をもつスーパージョッキーは今年のGⅠ安田記念(香港所属馬のコンテントメントに騎乗)以来となる来日。ドバイシーマクラシックのヴィブロス、QE2世Cのネオリアリズムを勝利に導いた「神騎乗」と賞賛される手綱さばきから、すでに日本の競馬ファンの間にもその名前が知れ渡っています。昨年のWASJでは5位と今一歩の成績だっただけに、2年連続の出場となる今年は優勝争いを期待したいですね。

 

J・モレイラがまた日本に!

J・モレイラ騎手は昨年のワールドオールスタージョッキーズに合わせて短期免許を取得し、'16年8月13日〜28日まで騎乗しました。この期間におけるJRAでの全成績は(17 - 12 - 7 - 17)と連対率が5割を超える活躍を見せ、「モレイラ・フィーバー」が巻き起こることに。

今年はGⅠ安田記念で香港馬コンテントメントへ騎乗するため来日。その日(6月4日)は東京競馬場で10鞍に騎乗し、全成績が(2 - 2 - 0 - 6)と昨年に比べると若干もの足りなさの残る結果になりました。ただ、連対率は4割ですから、決して悪くはない成績だったと言えます。

 

昨年の短期免許時の成績は?

J・モレイラ騎手が昨年の短期免許で来日したときの成績は以下の通りです。

 

8月13日〜28日まで

  (1着 - 2着 - 3着 - 着外) 出走数 勝率 連対率 3着内率
(17 - 12 - 7 - 17) 53 0.321 0.547 0.679
(10 - 8 - 5 - 11) 34 0.294 0.529 0.676
ダート (7 - 4 - 2 - 6) 19 0.368 0.579 0.684

芝・ダートともに大きな偏りはなく、出走数が53とサンプル数としてもソコソコあるなかでこの数字ですから、馬の質が揃っていたのだとしても素晴らしい成績と言えます。ちなみに、日本で通年騎乗している外国人騎手のM・デムーロ、C・ルメールの2人と比べてみてもJ・モレイラ騎手の「凄さ」が……。

8月27日の12Rポプラ特別から28日の12Rニセコ特別まで7連勝するなど、昨年の札幌ではノリにノっていたモレイラ騎手。「J・モレイラはZ・パートン以上の騎手」と来日前から話題になっていたこともあって、騎手人気になっていたケースもチラホラと見受けられました。それにしても、連対率5割オーバーというのはなかなか見ることのない数字なので、もう溜息しか出ませんね。

 

外国人2騎手の成績 '17年1月5日〜8月6日まで

  (1着 - 2着 - 3着 - 着外) 勝率 連対率 3着内率
M・デムーロ (99 - 65 - 56 - 195) 0.239 0.395 0.530
C・ルメール (95 - 78 - 65 - 237) 0.200 0.364 0.501

 

好相性の厩舎

昨年の短期免許の期間、モレイラ騎手に依頼した厩舎は26。その内、2勝以上をマークしたのは、堀宣行厩舎の(5 - 2 - 0 - 3)と高野友和厩舎の(2 - 0 - 1 - 0)だけです。

堀厩舎の馬にモレイラ騎手が乗っていたら、ほぼ馬券になるのでケアをしないといけません。ただ、この2人の組み合わせだとオッズがかなり厳しくなるため、むしろどのようなときに馬券外になるのかをしっかりとチェックしておきましょう。

 

モレイラ+堀宣行厩舎で馬券外になったケースは?

モレイラ騎手が堀厩舎の管理馬に乗って馬券外になったのは以下の3レース。

 

馬 名 着順 人気 レース コース
ゴールデンバローズ 5 1 1000万下(特別) ダ1700m
レインオーバー 4 3 1000万下(特別) 芝2000m
サトノメサイア 5 2 500万下(特別) 芝2000m

 

3着からもれたとは言え、掲示板をきっちりと確保してくるのはさすがですが……。ゴールデンバローズとレインオーバーについては好走できなかった理由がはっきりしています。

 

ゴールデンバローズ

斤量58.5kgのトップハンデに加えて、東京でしか好走していないストライド走法の馬が小回りの札幌で1番人気を背負うのはリスクが高かったと言えます。

レインオーバー

今年の日経新春杯を勝ったミッキーロケットが1着、3着にも現オープンのクインズミラーグロが入っており、1000万下としてはメンバーレベルの高い1戦でした。

 

サトノメイサイアについては好走できない理由が何かあったのでしょうが、レース前にそれを判断することは難しいので、この5着はどうしようもありませんね。

 

'17年安田記念当日の成績は?

GⅠ安田記念当日は全10鞍に騎乗し、全成績は(2 - 2 - 0 - 6)だったことは先に述べた通りです。この日のモレイラ騎手の詳しい成績については下の記事にまとめてあるので、そちらをご覧いただければ幸いです。

J・モレイラの柔らかさとサトノティターンの暴れっぷりと - ずんどば競馬

注目は、モレイラ騎手+堀厩舎の組み合わせが(1 - 1 - 0 - 4)となかなかにしぶい成績だったこと……。過剰人気になりやすいということもあり、今年の札幌でもしっかりとチェックしておく必要がありますね。

 

まとめ

今年のワールドオールスタージョッキーズは雷神モレイラだけではなく、地方から南関東所属の期待の若手・中野省吾騎手が参戦するとあって、例年以上の盛り上がりをみせそうです。今からWAJSが楽しみになりますね。

 

以上。お読みいただきありがとうございました。