レース展望

天皇賞・春(2020) 過去の人気薄の好走馬から今年の注目馬(2桁人気)をチェック!ーー展望

古馬の長距離チャンピオンを決める天皇賞・春は5月3日(日)、京都の芝3200の外回りコースを舞台に行われます。昨年は1人気のフィエールマンが1着となったものの、2着に6人気、3着に8人気の馬が入線しては紐荒れという結果となりました。 今年もフィエールマ…

4月25日(土)注目馬をズンドバ!と紹介ーー彦根S&府中特別などの展望

4月25日(土)から、JRAは東京、京都、福島の3場開催。開催初日の福島メインには重賞の福島牝馬S(GⅢ・福島芝1800m)が組まれており、ヴィクトリアマイルを目指す牝馬たちがどのようなレースを繰り広げるのかにも注目です。 今回の記事では、25日(土)のレ…

マイラーズC(2020年)は高速馬場かタフ馬場か? 今年もインベタになるのか?ーー展望

4月26日(日)、開幕週の京都競馬場のメインを飾るのは、安田記念へのステップレースとなるマイラーズC(GⅡ・京都芝1600m)です。 この開催の京都芝は例年、「高速馬場+前々インコース有利」となるのがデフォルト。ただ、今年は前開催の芝がかなり荒れてお…

オアシスS(2020年)の注目馬と東京ダート1600mの特徴をズバっと解説!

4月25日(土)の東京競馬場のメインレースに組まれているオアシスSはダート1600mのOP競争。東京ダート1600mはGⅠ・フェブラリーSの行なわれるコースとしてよく知られています。直線が長く、上りの速さも問われるとあって、予想をする上でも面白いコースです。…

フローラS(2020年)は良血馬がズラリと揃った1戦にーースカイグルーヴとエレヴァテッツァを中心に解説!

4月の東京競馬場の開幕週を飾るのはオークス・トライアルのフローラS(GⅡ・東京芝2000m)。フローラSは3歳牝馬にとってハードなコースで行われること、そして、オークス出走を賭けたフルゲートの争いとなることから、白熱したレースが期待できます。 今年の1…

皐月賞(2020年)は高速馬場になるのか? 上位人気のディープインパクト産駒2頭をズバっと解説!

2014年、中山競馬場の芝コースは「排水性」を高めるために大規模な「馬場改修工事」を行いました。これにより、3歳牡馬クラシックの第1冠・皐月賞は近年、「高速馬場=時計の速い決着」が続いています。 皐月賞は高速馬場がデフォルト 馬場改修以降の皐月賞…

セントライト記念はRobertoの捲りが好相性のレース!ーー2019年はRobertoもちが好走できるのか?

9月16日(祝日)、中山競馬場では菊花賞トライアルのセントライト記念(GⅠ・中山芝2200m)が行われます。中山の芝中距離戦とあって、Robertoの血を引く馬の好走が目立つレースです。 ▼セントライト記念におけるRobertoもち好走馬 ・2018年 1着:ジェネラーレ…

セントライト記念(2019年)はノーザンファーム生産馬と高速馬場適性のある馬に注目したいレース

今春の3歳クラシック(牡・牝馬)とNHKマイルCはノーザンファーム生産(育成)馬がすべて1着となり、パーフェクト制覇を達成しました。秋のGⅠシリーズが近づき、また「ノーザンファーム」についてアレコレと考えを巡らす季節がやってきたと言えますね。 2019…

1人気が好成績のセントウルS(2019年)は今年「こそ」高配当が出るのか?ーー阪神開幕週はインベタ馬場

サマー・スプリントシリーズの最終戦、そして、GⅠスプリンターズSの前哨戦となるセントウルS(GⅢ・阪神芝1200m)は例年、ビッグアーサーやロードカナロア、ファインニードルなどのGⅠ勝ち馬が人気の中心となるレースです。 今年は春のスプリントGⅠ・高松宮記…

エアレーション馬場の京成杯(2019年)はディープインパクトの差しとRobertoの捲りがポイント!

2012年の京成杯AH(GⅢ・中山芝1600m)でレオアクティブがマークした1分30秒7は、今年のヴィクトリアマイル(GⅠ・東京芝1600m)でノームコアが1分30秒5の勝ちタイムをマークするまで、JRAの芝1600m戦における日本レコードでした。 今でこそ、マイル重賞(また…

新潟記念(2019年)、上位人気のキングカメハメハとディープインパクト産駒は好走できるのか?

サマー2000シリーズの最終戦「新潟記念(GⅢ)」は9月1日(日)、JRA全10場のなかで最長を誇る新潟競馬場の外回りコースを舞台に行われます。今年、上位の人気に推されると目されるのは以下の5頭。 レイエンダ ユーキャンスマイル カデナ サトノキングダム フ…

スプリンターズS(2019年)で1・2人気に推されるダノンスマッシュとミスターメロディの2頭を解説!

スプリント・チャンピオンを決めるスプリンターズS(GⅠ・中山芝1200m)から秋のGⅠレースが開幕。今年はキーンランドCを快勝した4歳馬ダノンスマッシュが人気の一角を占めることになりそうなだけに、スプリント路線の『新星誕生!』となるのかに注目です。 1…

新潟記念(2019年)は人気薄の先行馬が狙い目なのか?ーー展望

サマー2000シリーズの最終戦「新潟記念(GⅢ)」は9月1日(日)、JRA全10場のなかで最長を誇る新潟競馬場の外回りコースを舞台に行われます。長い直線でのレースとは言え、人気薄の馬が好走するのは先行して粘り込む形でのもの。今年もこのパターンが当てはま…

キーンランドカップ(2019年)にはノーザンF生産馬2頭が出走!ーーノーザンFはスプリント路線を制圧できるのか?

サマースプリントシリーズ第5戦「GⅢ・キーンランドC」は8月25日(日)、札幌競馬場の芝1200mで行われます。WAJS(ワールドオールスタージョッキーズシリーズ)に負けない、白熱したスプリント戦が繰り広げられることに期待しましょう。 スプリント路線の変化…

有馬記念(2018年)は2桁人気馬の好走があるのか?ーー過去の2桁人気好走馬から今年の注目馬を洗い出そう!

2018年のJRAの総決算「第63回有馬記念」は12月23日(日)、中山芝2500mを舞台に行われます。 有馬記念は1人気に推される馬が強いレース。過去10年の1人気の馬は(6 - 2 - 1 - 1)と安定した成績を残しています。ただ、1人気馬の安定感とは対照的に、人気薄の…

非ノーザンF生産馬のキセキとモズカッチャンは有馬記念(2018年)を好走できるのか?ーー展望

第63回有馬記念は2018年12月23日(日)に発走。今年のJRAの競馬を彩った馬たちが中山芝2500mの舞台に集い、私たちの「記憶」に残るレースがそこで繰り広げられます。 2018年のクライマックスとなるレースは、どのような結末を迎えるのでしょうか? 今秋のGⅠ…

不思議な強さをもつレイデオロは有馬記念(2018年)を好走できるのか?ーー展望

「歴史的なスロー・ペース」と言われた昨年のダービーを制したレイデオロは昨秋、神戸新聞杯→ジャパンカップの2戦でハイレベルな走りを見せ、名実ともに現4歳世代のトップホースであることを示しました。 今年は春こそ京都記念3着→ドバイシーマクラシック4着…

今秋GⅠのトレンド「ノーザンファーム生産馬」が有馬記念(2018年)「も」制してしまうのか?

第63回有馬記念は2018年12月23日(日)にスタート。今年のJRAの競馬を彩った馬たちが中山芝2500mの舞台に集い、私たちの「記憶」に残るレースがそこで繰り広げられます。 2018年のクライマックスとなるレースは、どのような結末を迎えるのでしょうか? 今秋…

ターコイズS(2018年)に出走する上位人気のディープインパクト産駒について解説!ーープリモシーンとレッドオルガを中心に!

12月15日(土)、中山芝1600で行われる牝馬重賞のターコイズS(GⅢ)は、プリモシーン、フローレスマジック、フロンテアクイーン、カワキタエンカ、ミスパンテール、レッドオルガなどの力量馬が揃った注目の1戦です。 中山のマイル戦ながら、直線の長いコース…

ダイワメジャー産駒のアドマイヤマーズは朝日杯FS(2018年)を好走できるのか?ーー展望

12月16日(日)、2歳のマイル・チャンピオンを決める朝日杯FS(GⅠ・阪神芝1600m)には、「大器」と称される牝馬グランアレグリアが牡馬に混じって出走。 対する牡馬勢からはデビューから3連勝でデイリー杯2歳Sを制したアドマイヤマーズ、同じく3連勝で小倉2…

阪神JF(2018年)は社台FとノーザンFの強いレースーーダノンファンタジーなど上位人気馬4頭をズバッと解説!

2歳女王を決める阪神JF(GⅠ・阪神芝1600m)は来年のクラシックを占う上で大切な1戦です。ここ5年の1〜3着馬を見ても、ラッキーライラック、リリーノーブル、ソウルスターリング、リスグラシュー、レーヌミノル、レッツゴードンキ、レッドリヴェール、ハープ…

香港国際競走(2018年)4レースに出走する日本調教馬をズバッ!と解説ーーヴァーズからカップまで

12月9日(日)、シャティン競馬場を舞台に行われる香港国際競走4レースは、日本調教馬9頭が出走を予定しています。凱旋門賞に続く海外競馬の馬券発売とあって、今年も注目が集まるレースです。 日本調教馬は以下の4競走に出走を予定しています。 香港国際競…

チャンピオンズCに向かう古馬勢は3歳馬を退けることができるのか?ーーゴールドドリームが回避!

ダートの国際GⅠ競争「チャンピオンズC」は12月3日(日)、中京競馬場1800mを舞台に行われます。ゴールドドリームやケイティブレイブ、ノンコノユメなどのGⅠ実績のある古馬に加え、ルヴァンスレーヴとオメガパフューム2頭の勢いのある3歳馬が出走し、豪華なメ…

3歳馬のルヴァンスレーヴとオメガパヒュームはチャンピオンズC(2018年)を好走できるのか?

ダートの国際GⅠ競争「チャンピオンズC」は12月2日(日)、中京競馬場1800mを舞台に行われます。ゴールドドリームやケイティブレイブ、ノンコノユメなどのGⅠ実績のある古馬に加え、ルヴァンスレーヴとオメガパフューム2頭の勢いのある3歳馬が出走し、豪華なメ…

ジャパンカップ(2018年)は牝馬のキレかトニービンのスタミナか?ーー展望

ジャパンカップは同じ東京コースで行われる天皇賞・秋に較べ、牝馬の好走率が高い芝中距離GⅠと言われます。2000年代に入ってから、ウォッカ(09年)、ブエナビスタ(11年)、ジェンティルドンナ(12・13年)、ショウナンパンドラ(15年)の4頭が勝っている(…

3冠牝馬のアーモンドアイはジャパンカップ(2018年)を好走できるのか?ーー展望

桜花賞・オークス・秋華賞の3冠を制した「天才少女」のアーモンドアイは、バンビ(子鹿)に似たバネのある柔らかいフットワークで走ります。ため息が出るほどに美しいフォームはあまりにも眩しく、私たち競馬ファンに贈られた「ギフト」だと言えるでしょう。…

ジャスタウェイ産駒のヴェロックスは東京スポーツ杯2歳Sを好走できるのか?ーー展望

11月17日(土)、東京競馬場のメインとして行われる東京スポーツ杯2歳S(GⅢ・東京芝1800m)は、来春のクラシックを目指す馬が揃う出世レースです。 昨年1着のワグネリアンはダービー馬となり、一昨年2着のスワーヴリチャードはダービー2着の成績を残しました…

マイルCS(2018年)はピュアマイラーと1800mベストのどちらの馬に有利か?ーー1分32秒台の決着に?

マイルCSの行われる京都競馬場の芝は「軽い馬場」と表現されることが多く、勝ちタイムと上り3Fが速くなる傾向があります。軽い芝に高い適性をもつディープインパクト産駒が京都を得意とするのも、速い上りを使ってバキューンと差せるからでしょう。 秋の京都…

GⅠレーシングのペルシアンナイトとジュールポレールはマイルCS(2018年)を好走できるのか?

11月18日(日)、淀の1600mを舞台に行われるマイルCS(GⅠ)はモズアスコット、アエロリット、アルアイン、ペルシアンナイト、ジュールポレールなどのGⅠ馬が「秋のマイル王」の座をかけて争います。 上位人気が予想されるペルシアンナイトとジュールポレール…

マイルCS(2018年)はアエロリットなどのノーザンファーム生産馬が好走するのか?ーー注目はレッドアヴァンセ!

2018年・下半期のGⅠ(✳︎)はファインニードルの制したスプリンターズSを除くと、秋華賞、菊花賞、天皇賞・秋、エリザベス女王杯とすべてノーザンファーム生産馬が1着となっています。 ✳︎JBCなどのJpnⅠを除く ▼2018年・下半期のGⅠ スプリンターズS 1着:ファ…