レース展望

宝塚記念馬サトノクラウンは天皇賞・秋を好走できるのか?ーー今週も重馬場に……?

「キタサンブラックの1強」と言われた今春の宝塚記念(GⅠ・阪神芝2200m)は、主役と目された現役最強馬が直線で「いつもの」粘りを欠くなか、外からしなやかなストライドでグイグイと伸びたサトノクラウンが1着でゴール板を駆け抜けました。 サトノクラウン…

GⅠ菊花賞が重馬場になると逃げ・先行馬とスタミナの豊かなステイヤーが有利に?

牡馬クラシック最後の1冠「菊花賞(京都芝3000m)」の枠順が10月19日(木)に確定し、皐月賞馬のアルアインは8枠16番、神戸新聞杯2着の夏の上がり馬キセキは7枠13番、セントライト記念を制したミッキースワローは6枠12番に入り、上位人気の3頭が揃って真ん中…

GⅢ富士S(2017年)は重馬場適性のある3歳馬サトノアレスとペルシアンナイトに注目!ーーレース展望

GⅢ富士S(東京芝1600m)は1着馬にGⅠマイルCS(京都芝1600m)への優先出走権が与えられるステップレース。秋のマイルチャンピオンを決めるGⅠに向け、今年はイスラボニータ、エアスピネルなどJRAのトップマイラーが顔を揃えました。 東京競馬場は道悪馬場でレ…

GⅠ菊花賞(2017年)に出走するアルアインは長距離と重馬場を克服できるのか?ーーレース展望

2016年の牡牝クラシックは桜花賞から菊花賞まで6つのGⅠをすべて違う馬が分け合うという結果になりました。そして、今年の3歳クラシックも秋華賞が終わった時点ですべて異なる馬が勝っています。 ▼2017年3歳クラシックの勝ち馬 桜花賞:レーヌミノル 皐月賞:…

ルーラーシップ産駒のダンビュライトとキセキは重馬場の菊花賞を好走できるのか?

3歳牡馬クラシック最後の1冠「菊花賞(GⅠ・京都芝3000m)は、神戸新聞杯を完勝したレイデオロなどダービーの1〜4着馬が不出走。春の実績馬は皐月賞1着アルアインと同3着のダンビュライトが務めます。それに対して、夏の上がり馬はセントライト記念1着のミッ…

GⅠ菊花賞はノーザンファーム生産馬が好成績? 京都競馬場は今週も重馬場に?ーーレース展望

牡馬クラシック・レースの最後の1冠は京都芝3000m外回りコースで行われるGⅠ菊花賞。今年はダービー馬のレイデオロが神戸新聞杯をステップにジャパンカップへ向かい、確たる主役が不在と言われています。セントライト記念2着から菊花賞に参戦する皐月賞馬アル…

ハーツクライ産駒のリスグラシューは「鬼門」と言われる京都コースの秋華賞を勝てるのか?ーー展望

牝馬クラシックのラスト1冠は京都芝2000m内回りコースで行われる秋華賞。オークス馬ソウルスターリングは毎日王冠→天皇賞・秋へ向かうことが発表されており、このレースに不出走となりますが、アエロリット、リスグラシュー、ファンディーナ、ディアドラ、ラ…

名牝シンハリーズの娘ミリッサがHalo3×4の機動力で内回りの秋華賞を捲ることができるのか?ーーレース展望

1996年のジャパンカップ(GⅠ・東京芝2400m)は逃げたカネツクロスが前半1000mを59.4秒で通過すると、残り1400mのラップが12.0 - 12.1 - 12.0 - 12.1 - 12.5 - 11.7 - 12.5の持続戦になり、L・デットーリ騎手のアクションに応えたシングスピール(Singspiel)…

ハービンジャー産駒のディアドラは秋華賞で父に初GⅠをプレゼントすることができるのか?ーーレース展望

現3歳世代のハービンジャー産駒は「ゴールデン・エイジ」と呼べるほど活躍馬が出ています。皐月賞2着のペルシアンナイト、オークス2着のモズカッチャン、そして紫苑Sを制したディアドラが世代トップクラスの走りを披露。まだ産駒のGⅠ勝利が「0」のハービンジ…

GⅠ秋華賞(2017年)に出走するアエロリットの唯一とも言える不安点は?ーーレース展望

牝馬クラシックのラスト1冠は京都芝2000m内回りコースで行われる秋華賞。オークス馬ソウルスターリングは毎日王冠→天皇賞・秋へ向かうことが発表されており、このレースに不出走となりますが、アエロリット、リスグラシュー、ファンディーナ、ディアドラ、ラ…

新進気鋭の中内田調教師が管理する期待馬ダノンプレミアムはサウジアラビアRCを好走できるのか?

開業4年目の中内田充正厩舎は10月1日(日)終了時点で全国調教師リーディング6位と好成績を上げています。今年はすでに35勝と昨年の31勝を上回る勝ち星を積み重ね、その活躍ぶりからは目が離せません。 管理する現2歳馬はここまで7頭がデビューし、4頭が新馬…

才女ソウルスターリングが毎日王冠へ出走ーーエネイブルと対戦することはできるのか?

イギリスのJ・ゴスデン調教師が管理する3歳牝馬のEnable(エネイブル)は、キングジョージ&クイーンエリザベスSに続き、欧州クラシック・ディスタンスのチャンピオンを決める凱旋門賞を圧勝し、スターホースへの階段を一気に駆け上がりました。そして、エネ…

チンギスシークレットはデインドリームに続き、ドイツ調教馬として凱旋門賞を制することができるのか?

欧州のクラシックディスタンスで争われるGⅠのなかで、世代限定戦のダービーやオークスをのぞけば、凱旋門賞が世界中の競馬関係者にとってもっとも「特別」なレースの1つであることは間違いのないことでしょう。 国際的に開かれたレースにもかかわらず、凱旋…

GⅠスプリンターズS(2017年)はセイウンコウセイの春秋スプリントGⅠ連覇に注目!ーーレース展望

秋のスプリント路線のチャンピオンを決めるGⅠスプリンターズS(中山芝1200m)は、今春のGⅠ高松宮記念(中京芝1200m)を制したセイウンコウセイが春秋スプリントGⅠの連覇をかけて出走する1戦。日本が誇るスプリンター「世界のロードカナロア」がターフを去っ…

凱旋門賞(2017年)はR・ムーア騎手とL・デットーリ騎手のどちらが勝つのか? それともワンツー?ーー展望

日本国内で初めて「海外競馬」の馬券が発売された2016年の凱旋門賞は、R・ムーア騎手の豪快なアクションに応えた牝馬のファウンドが直線で鋭く抜け出して後続を突き離すと、先行していたL・デットーリ騎手のオーダーオブセントジョージが内ラチ沿いを伸びか…

成長途上のメラグラーナはGⅠスプリンターズS(2017年)を勝てるのか?ーーレース展望

今春のGⅠ高松宮記念を10着(3番人気)と敗退したメラグラーナ(5歳牝馬 池添学厩舎)は、巻き返しを期して臨んだCBC賞(GⅢ 中京芝1200m)で1番人気の支持を受けながらも10着と凡走し、秋のGⅠスプリンターズSに向けて大きな不安を抱えることになりました。夏…

GⅠスプリンターズS(2017年)は「ビッグアーサー」タイプと「レッドファルクス」タイプの争いにーーレース展望

秋のGⅠ戦線の開幕を告げるスプリンターズSは10月1日(日)、中山競馬場の芝1200mを舞台に行われます。スタートが切られてから、「あっ!」と言う間もなく直線の攻防を迎えるスプリントGⅠ、この「68秒以内」のレースを制するのはどの馬なのでしょうか? 「ロ…

GⅠ凱旋門賞(2017年)は今年もGalileo産駒+A・オブライエン厩舎の管理馬が好走するのか?ーーレース展望

日本調教馬のマカヒキ(4歳牡馬友道康夫厩舎)が遠征した2016年の凱旋門賞は、A・オブライエン調教師(アイルランド)の管理するGalileo産駒の牝馬ファウンド(当時の4歳)がシャンティイ競馬場の直線を早々に抜け出すと、R・ムーア騎手のパワフルなアクショ…

GⅠスプリンターズS('17年)は前半3Fのペースに注目!ーー今年はピュアスプリンターが好走できるのか?

秋のGⅠ戦線は10月1日(日)、中山競馬場を舞台に行われるスプリンターズS(芝1200m)からスタート。スプリンターズSはJRAのなかでもっとも短い距離の芝GⅠとあって、スピード自慢の馬が集まる1戦です。近年は、2006年に創設されたサマースプリントシリーズを…

2歳OPききょうSは上品で魅力的な血統とパワフルな走りが印象的なタワーオブロンドンに注目!

秋のJRA開催の3週目となる9月23日(土)、阪神9Rは2歳OP特別のききょうS(芝1400m)が行われます。昨年はジューヌエコールがこのレースとGⅡデイリー杯2歳Sを制し、阪神JFへと駒を進めました。今年はどんな活躍馬が現れるのか、注目の1戦です。 1番人気は、札…

名門・堀宣行厩舎のアルバートはオールカマーで好走し、国内レースに専念するのか?ーー展望

豪州の長距離GⅠメルボルンC(フレミントン競馬場 芝3200m)に出馬登録をしているアルバート(6歳牡馬 堀宣行廐舎)は、GⅡオールカマーから今秋のローテーションをスタートさせます。2015、16年のステイヤーズS(GⅢ 中山芝3600m)を連覇し、今年はダイヤモン…

オールカマー出走のPacific Princess牝系のモンドインテロは中山の高速馬場乗り切れるのか?

秋のGⅠを展望する馬と夏の重賞を好走した馬とが集まる「GⅡオールカマー(中山芝2200m)」は、1着馬に天皇賞・秋の優先出走権が与えられる前哨戦。重賞は未勝利ながらOP特別3勝の実力馬モンドインテロ(5歳牡馬 手塚貴久厩舎)がオールカマーに出走し、秋のGⅠ…

GⅠ秋華賞は3年連続社台系ファームが1〜3着を独占!ーー2017年はどうなるのか?

牝馬クラシック最後の1冠は、京都芝2000m内回りコースで行われるGⅠ秋華賞。天皇賞・秋へ向かうことが発表されたオークス馬ソウルスターリングの名前はなくとも、秋華賞はNHKマイルカップを制したアエロリット、ローズSを33.5の鋭脚で突き抜けたラビットラン…

GⅡ神戸新聞杯('17年)はルーラーシップ産駒にベストの舞台、ダンビュライトとキセキは好走できるのか?

菊花賞トライアルのGⅡ神戸新聞杯(阪神芝2400m外回り)は、春の実績馬と夏の上がり馬が牡馬クラシック最後の1冠に向けて争うレース。歴史的な「超」スローペースとなった第84回ダービーを制したレイデオロがここから秋のローテーションをスタートさせます。…

ルージュバックはGⅠ勝利に向けてのラストシーズンでどのような走りをするのか?ーーGⅡオールカマー展望

ダイワスカーレットやウォッカのようにパワフルなストライドで直線を伸びてくるというより、「音もなく」スイスイとスピードに乗って外から「あっ!」と言う間に差し切ってしまうルージュバック(5歳牝馬 大竹正博厩舎)の走りは、「おおっ!」と身を乗り出…

GⅡ神戸新聞杯('17年)はラブリーデイ的なピッチのレイデオロが好走できるのか?ーーレース展望

歴史的な「超」のつくスローペースとなった第84回東京優駿を制したレイデオロが秋の始動戦として選択したのは、阪神芝2400m外回りのGⅡ神戸新聞杯。すでに、菊花賞ではなくジャパンカップへ向かうことが発表されているレイデオロにとっては、同世代NO.1の座を…

GⅡオールカマー('17年)は「高速の馬場」に適性のある馬をピックアップしたいレースーーブラックバゴの展望

秋のGⅠを展望する馬と夏の重賞を好走した馬とが集まる「GⅡオールカマー(中山芝2200m)は、1着馬に天皇賞・秋の優先出走権が与えられる前哨戦。古馬中長距離のGⅠ路線を歩む実力馬が、秋の始動戦として選択されるケースも多く、今年の主役は国内GⅠの2着が2度…

スティッフェリオはしなやかで美しいフォームと魅力的な血統をもつ好素質馬ーーセントライト記念の展望

秋の中山の2週目は9月16日〜18日までの変則3日間開催となり、GⅡセントライト記念(中山芝2200m)は18日(月・祝)のメインレースに組まれています。皐月賞馬アルアインの参戦に注目が集まるなか、無傷の3連勝でラジオNIKKEI賞を制したセダブリランテスが右前…

3歳クラシック路線はノーザンファームが中心ーーローズSとセントライト記念

秋競馬の2週目は9月16(土)〜18(祝)の変則3日間開催。中山と阪神の東西で牡馬と牝馬のクラシックトライアルが行われます。17日(日)は秋華賞トライアルのGⅡローズS、18日(祝)は菊花賞トライアルのセントライト記念が組まれ、この2つのレースともに春の…

GⅡローズSはハービンジャー産駒のモズカッチャン他2頭が出走予定ーーレース展望

ハイレベルと呼ばれる3歳牝馬路線を引っ張ってきたオークス馬ソウルスターリングは、秋華賞には向かわずに天皇賞・秋を目指すことになりました。樫の女王が不在とは言え、秋華賞トライアルのGⅡローズSは豪華メンバーが揃った1戦。皐月賞に挑戦した怪物ファン…