2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

天皇賞・秋(2018年)回顧ーートニービンの血を振り絞る川田騎手を涼しい顔で差し切るC・ルメール騎手

第158回天皇賞・秋(GⅠ・東京芝2000m)は、C・ルメール騎手のレイデオロ(4歳牡馬・藤沢和雄厩舎)が優勝。昨年のダービー以来となるGⅠ2勝目を上げました。勝ちタイムは1分56秒8(良)。 1分56秒台の決着 今年の天皇賞・秋は昨年の菊花賞馬キセキがハナを切…

天皇賞・秋(2018年)は高速馬場+スローを利すステファノスの2・3着付けでーーサクッと予想

天皇賞・秋(GⅠ・東京芝2000m)はペースによって、ストライド走法とピッチ走法のどちらのタイプも好走することができるレースです。ペースが速く(ハイ)なればストライド走法が、反対に遅く(スロー)なればピッチ走法の馬に有利となります。今年はどちらの…

ハーツクライ産駒の素質馬アフランシールはアルテミスS(2018年)を好走できるのか?ーー展望

ハーツクライを父にもつ現役(2018年10月現在)のGⅠ馬はスワーヴリチャードとシュヴァルグラン、タイムフライヤーの3頭。GⅠ2着まで広げれば、リスグラシューとフェイムゲームがいます。タイムフライヤーを除く4頭の共通点は東京コースの重賞を制していること…

天皇賞・秋(2018年)はレイデオロやスワーヴリチャードなどの4歳馬が中心のレースに!ーー展望

第158回天皇賞・秋(GⅠ・東京芝2000m)は昨年の3歳牡馬クラシックを制したアルアイン、レイデオロ、キセキ、今春の大阪杯を制したスワーヴリチャード、今夏の札幌記念を制したサングレーザーの4歳馬5頭が中心となるレース。 3歳のダービー馬ワグネリアンが回…

菊花賞(2018年)はノーザンファーム生産の関東馬フィエールマンの優勝ーー回顧

3歳牡馬クラシックの最後の1冠・菊花賞(GⅠ・京都芝3000m)は、デビューから4戦とキャリアの浅いフィエールマン(手塚貴久厩舎・美浦)がゴール前でエタリオウとの叩き合いを制し優勝。レースの上り3Fが12.2 - 10.7 - 11.3と瞬発力を問われることになり、し…

菊花賞(2018年)は上がり馬のユーキャンスマイルとRobertoもちのグレイルに期待してーー予想

牡馬クラシック最後の1冠・菊花賞(GⅠ・京都芝3000m)の枠順が10月18日(木)に確定し、1人気のブラストワンピースは2枠3番、皐月賞馬のエポカドーロは3枠5番、神戸新聞杯2着のエタリオウは5枠9番に入り、上位人気の3頭が揃って1桁番枠からのスタートとなり…

富士S(2018年)は名牝エリモピクシーの仔レッドアヴァンセから高配当を!ーー予想

富士S(GⅢ・東京芝1600m)は1着馬にマイルCS(GⅠ・京都芝1600m)への優先出走権が与えられるステップレース。秋のマイルチャンピオンを決めるGⅠに向け、今年はエアスピネル、ペルシアンナイトなどJRAのトップマイラーが顔を揃えました。 富士Sは不良馬場で1…

菊花賞(2018年)は下り坂をロスなく走れる馬が好走する?ーー高速馬場になればイン有利に?

3歳牡馬クラシックのラストを飾る菊花賞(GⅠ・京都芝3000m)は、3歳牡馬クラシックのなかで最長のレース。そのため、スピードよりも「スタミナ」を競うレースだと考えられがちですが、近年は高速馬場で行われることもあって、インを器用に立ち回った中距離馬…

異例のローテーションで臨むブラストワンピースは菊花賞(2018年)を好走できるのか?

牡馬クラシック・レースの最後の1冠は「もっとも強い馬が勝つ」と言われる菊花賞(GⅠ・京都芝3000m)。今年はダービー馬のワグネリアンが神戸新聞杯をステップに天皇賞・秋へと向かうため、主役は3歳馬として35年ぶりに新潟記念を制したブラストワンピースが…

秋華賞(2018年)におけるアーモンドアイの唯一の不安は?ーー今年は馬券の買い方が大切なレースに!

桜花賞とオークスを制した天才少女「アーモンドアイ」は、ジェンティルドンナ以来となる牝馬3冠を目指して秋華賞(GⅠ・京都芝2000m)に出走します。 秋華賞のポイント 秋華賞は牝馬3冠のなかでもっとも直線の短いコースで行われます。牝馬3冠レースの直線距…