成長途上のメラグラーナはGⅠスプリンターズS(2017年)を勝てるのか?ーーレース展望

今春のGⅠ高松宮記念を10着(3番人気)と敗退したメラグラーナ(5歳牝馬 池添学厩舎)は、巻き返しを期して臨んだCBC賞(GⅢ 中京芝1200m)で1番人気の支持を受けながらも10着と凡走し、秋のGⅠスプリンターズSに向けて大きな不安を抱えることになりました。夏…

GⅠスプリンターズS(2017年)は「ビッグアーサー」タイプと「レッドファルクス」タイプの争いにーーレース展望

秋のGⅠ戦線の開幕を告げるスプリンターズSは10月1日(日)、中山競馬場の芝1200mを舞台に行われます。スタートが切られてから、「あっ!」と言う間もなく直線の攻防を迎えるスプリントGⅠ、この「68秒以内」のレースを制するのはどの馬なのでしょうか? 「ロ…

GⅠ凱旋門賞(2017年)は今年もGalileo産駒+A・オブライエン厩舎の管理馬が好走するのか?ーーレース展望

日本調教馬のマカヒキ(4歳牡馬友道康夫厩舎)が遠征した2016年の凱旋門賞は、A・オブライエン調教師(アイルランド)の管理するGalileo産駒の牝馬ファウンド(当時の4歳)がシャンティイ競馬場の直線を早々に抜け出すと、R・ムーア騎手のパワフルなアクショ…

GⅡ神戸新聞杯(2017年)はダービー馬レイデオロが貫禄を見せての快勝ーー現3歳牡馬のレベルは?

菊花賞トライアルのGⅡ神戸新聞杯は、1番人気のレイデオロが好位から直線で楽々と抜け出して快勝しました。ダービー、神戸新聞杯と連勝し、3歳牡馬NO.1の座をしっかりと固めたレイデオロは、古馬と初対戦となるジャパンカップへ向かいます。後方からレースを…

GⅡオールカマー('17年)は才女ルージュバックが美しいフットワークと「まさか」のイン強襲で勝利ーー回顧

63回産経賞オールカマー(GⅡ中山芝2200m)は、5番人気のルージュバックが、あの馬群をイヤがるルージュバックが道中でインコースをのびのびと走り、直線の最内を突いて伸びるとステファノスの追撃をしのいで1着でゴールしました。ここまで、少頭数をのぞくと…

GⅠスプリンターズS('17年)は前半3Fのペースに注目!ーー今年はピュアスプリンターが好走できるのか?

秋のGⅠ戦線は10月1日(日)、中山競馬場を舞台に行われるスプリンターズS(芝1200m)からスタート。スプリンターズSはJRAのなかでもっとも短い距離の芝GⅠとあって、スピード自慢の馬が集まる1戦です。近年は、2006年に創設されたサマースプリントシリーズを…

GⅡ神戸新聞杯('17年)はルーラーシップ産駒の初重賞制覇に期待してダンビュライトに◎をーー予想

菊花賞トライアルのGⅡ神戸新聞杯(阪神芝2400m外回り)は、春のクラシックで実績を上げた馬と夏場に力をつけた馬が顔を揃えるレースです。今年はダービー馬レイデオロがここから秋のローテーションをスタートするとあって、そのレースぶりに注目が集まります…

GⅡオールカマー(2017年)はメルボルンCではなく有馬記念で◎を打ちたいアルバートに期待してーー予想

秋の古馬中長距離GⅠへ向かう前哨戦として、一着馬には天皇賞・秋の優先出走権が与えられるオールカマー(中山芝2200m)は、春のGⅠ路線を戦った実力馬と夏の重賞で好走した馬が顔を揃えるレースです。今年はGⅠ馬の参戦がないものの、ステファノス、タンタアレ…

2歳OPききょうSは上品で魅力的な血統とパワフルな走りが印象的なタワーオブロンドンに注目!

秋のJRA開催の3週目となる9月23日(土)、阪神9Rは2歳OP特別のききょうS(芝1400m)が行われます。昨年はジューヌエコールがこのレースとGⅡデイリー杯2歳Sを制し、阪神JFへと駒を進めました。今年はどんな活躍馬が現れるのか、注目の1戦です。 1番人気は、札…

名門・堀宣行厩舎のアルバートはオールカマーで好走し、国内レースに専念するのか?ーー展望

豪州の長距離GⅠメルボルンC(フレミントン競馬場 芝3200m)に出馬登録をしているアルバート(6歳牡馬 堀宣行廐舎)は、GⅡオールカマーから今秋のローテーションをスタートさせます。2015、16年のステイヤーズS(GⅢ 中山芝3600m)を連覇し、今年はダイヤモン…