阪神マイルを1:33.2で走破するドイツ娘 チューリップ賞(2017年)回顧

2017年のチューリップ賞はソウルスターリングが5番手から直線で抜け出して、1:33.2の勝利。 父Frankel×母父Monsun(ドイツ血脈)の欧州血統が1分33秒台前半のタイムを楽々とマークしたのですから、脱帽です。 1600mを前後半に分けると、46.8 - 46.4のほぼイー…

オーシャンステークス(2017年)予想 吉田和美氏所有のパワースプリンターに恋して

吉田和美氏の勝負服を見ると、あるいは出走表にその名前を見ると胸がときめくのは恋をしているからでしょうか。 hakusanten.hatenablog.jp 高松宮記念GⅠを展望する馬が揃ったオーシャンステークスGⅢ(中山芝1200m)。 春のスプリントGⅠはビッグアーサー、ダン…

チューリップ賞(2017年)予想 桜花賞とオークスで◎を打ちたい馬に

2017年のクラシック・トライアルがチューリップ賞(1〜3着馬に桜花賞GⅠの優先出走権)で開幕します。 チューリップ賞から東京優駿(ダービー)までの春のクラシックの期間は、普段の週末よりもワクワクしてしまうから不思議なものです。 チューリップ賞は今年の…

弥生賞(2017年)展望 注目馬3頭について

弥生賞GⅡ(中山芝2000m)は3歳牡馬クラシック1冠目の皐月賞トライアル。 クラシックを狙う牡馬の有力どころが集う舞台。 今年はオープン競走を勝っている馬がカデナ(京都2歳S GⅢ)とコマノインパルス(京成杯 GⅢ)の2頭で、オープンで3着以内に入った馬もダ…

「もうスプリンターだから」ーーシュウジの高松宮記念GⅠ

3連単が200万超の配当と大波乱に終わった2017年の阪急杯(GⅢ)。 1〜3着のトーキングドラム、ヒルノデイバロー、そして最低人気だったナガラオリオンも波乱の立役者ですが、単勝1倍台のシュウジが馬券内に入れなかったことも配当が高くなった要因の1つです。 …

1回小倉の芝1200mはまだ外差しが決まりにくい? 2/26日の反省も含めたメモ

2017年の第1回小倉開催は、3/4(土)と5(日)が最終週。 小倉芝1200mは開催が進むと外差しに 夏の小倉の芝レースは高速決着がデフォルトですが、冬はいくらか時計がかかり、開催が進むにつれて外から差しやすい馬場になります。 また、小回り+上り坂のないコー…

吉田和美氏所有の馬を見ると、ついマークシートを塗ってしまうのです メラグラーナとオーシャンステークスGⅢ

2015年の阪神競馬場8レース、3歳500万下芝1400m。 馬主の欄に吉田和美氏の名前と、その馬が7人気という低評価に甘んじているのを見つけ、条件反射的に単勝のマークシートを塗りました。 メラグラーナと名前のついた牝馬は父Fastnet Rock×母父Secret Savings(…

競馬は「きれいに折り合うこと」を競っているわけではないのに… 中山記念(2017年)回顧

田辺騎手は「どうすれば人気馬を負かせるか?」を考えて騎乗するタイプで、1角過ぎでローエングリンが先手を取り切った時に急激にペースを落としました。 「田辺スロー」とも言われる極端に遅いペースに落とせば、折り合いの難しいネオリアリズムやアンビシ…

阪急杯(2017年間)回顧 最内を突っ込むキングカメハメハ産駒

単勝1倍台のシュウジが馬群に沈み、3連単は200万超の高配当になりました。 阪急杯予想 ◎ミッキーラブソング ◯メドウラーク ▲ブラヴィッシモ △ロサギガンティア △ダイシンサンダー △ヒルノデイバロー △ナガラオリオン △テイエムタイホー hakusanten.hatenablo…

阪急杯(2017年)予想 スローで抜け出すキングカメハメハ

阪神の芝1400mはリピーターレースとして有名で、例えば阪神Cの過去の勝ち馬を眺めてもーー 2016年 シュウジ 2015年 ロサギガンティア 2014年 リアルインパクト 2013年 リアルインパクト 2012年 サンカルロ 2011年 サンカルロ 2010年 キンシャサノキセキ 2009…