マイルCS(2017年)出走馬から、重馬場に適性のある馬をピックアップーー枠順確定後の展望

マイルCS(GⅠ・京都芝1600m)の行われる京都芝は、10月半ばから後半まで続いた雨の影響を受け、やや時計のかかるタフなコンディション。 18日(土)の京都の天気は「雨のち曇り」の予報が出ており、日曜日に行われるマイルCSの馬場状態が心配されます。 今回…

あの頃のマイラーは痺れる手応えでマイルCSの4コーナーを回っていたーーR・ムーア騎手は馬にハミを噛ませて走らせる

ダイタクヘリオスもシンコウラブリイもタイキシャトルも、90年代のマイルCSを先行して勝ち切った馬たちは、3コーナーの上り坂で軽くハミを噛んでいて、それでも、4コーナーを痺れる手応えで回ってきました。 ▼1991年マイルCS 1着:ダイタクヘリオス youtu.be…

マイルCS(2017年)の上位人気5頭についての解説ーーR・ムーア騎手に◎のレース

淀の1600mでスピードを競うマイルCS(GⅠ)は、秋のマイル王決定戦。今年の安田記念1、3着のサトノアラジン、レッドファルクス、さらにはエアスピネルやイスラボニータなどのマイルの実績馬が集まり、混戦模様と言われています。 先週のエリザベス女王杯と同…

桑原あいのピアノはカラフルでフルーティーで、そしてリッチな気分にさせてくれる

引用:AI KUWABARA(公式HP) 桑原あいのピアノは、私たちが生活する日々のアレコレの中にスッと溶け込み、ふとその音に耳を傾けたときに私たちの身体に染み込む、そうした不思議な魅力に溢れている。 テレビ朝日の報道番組「サタデーステーション」と「サン…

ハービンジャー産駒のペルシアンナイトはマイルCS(2017年)で好走できるのか?

今秋のGⅠシリーズは、秋華賞(京都芝2000m)をディアドラ、エリザベス女王杯(京都芝2200m)をモズカッチャンが制し、ハービンジャー産駒の活躍が目立っています。ここまでは2頭の3歳牝馬がGⅠを盛り上げましたが、次は3歳牡馬のペルシアンナイトがGⅠ初制覇を…

マイルCS(2017年)は京都の下り坂をスムーズに走れるディープインパクト産駒に注目!ーー展望

京都の外回りコースで行われるマイルCS(GⅠ)は「しなやかな」ストライドで走る馬に優勢のレースで、「だから」現代の日本の競馬でもっとも産駒に「しなやかさ」を伝える種牡馬ディープインパクトの強いレースとも言えます。 参照記事 マイルCSは「しなやか…

I Dreamed a Dream エアスピネルの「夢」はどこにあるのか?ーーマイルCS(2017年)展望

2016年、3歳牡馬クラシックの3冠すべてに出走し、皐月賞4着→ダービー4着→菊花賞3着とGⅠタイトルに手が届かなかったエアスピネルは、4歳の今年、マイル路線へと転向しました。 今春の最大目標だった安田記念(GⅠ・東京芝1600m)は、2人気の支持を受けたものの…

2戦2勝のワグネリアンは祖母ブロードアピール譲りの鋭い脚で来春のクラシックを勝てるのか?

2歳OPの野路菊S(阪神芝1800m外回り)は、ディープインパクト産駒の評判馬ワグネリアン(2歳牡馬・友道康夫厩舎)が単勝オッズ1.9倍の支持に応えて快勝。デビューから好内容での2連勝を飾りました。 午前中から降り出した雨によって「重」まで悪化した馬場も…

マイルCSは「しなやかにキレる」馬が優勢のレース、馬場がややタフな2017年はどうなるのか?ーー展望

淀の1600mでスピードを争うマイルCS(GⅠ)は、秋のマイル王決定戦。京都の外回りコースは、「3コーナーから下り坂→直線が平坦」というレイアウトのため、パワーよりもしなやかなスピードをもつ馬の活躍が目立ちます。 過去10年の勝ち馬を見ても、GⅠレースを…

エリザベス女王杯(2017年)はイン+前目に付けたモズカッチャンが抜け出して1着ーー回顧

2017年のエリザベス女王杯(GⅠ・京都芝2200)は、好位のインをスムーズに進めたモズカッチャンがM・デムーロ騎手のアクションに応え、直線で先に抜け出したクロコスミアを交わして1着。2着にクロコスミア、3着に外から差し込んだミッキークイーンが入線しま…