夏競馬の開幕を告げる函館スプリントS(2018年)をズバッと展望ーー今年は高速馬場になるのか?

夏競馬の開幕を告げる函館開催がいよいよ6月16日(土)からスタート。開幕週のメイン・レースは「サマー・スプリント・シリーズ」の第1戦となる函館スプリントS(GⅢ・函館芝1200m)が組まれています。過去にはキンシャサノキセキ、カレンチャン、ロードカナ…

マーメイドS(2018年)は名繁殖ピラミマの仔エマノンに◎を!ーー重馬場ではなく高速馬場を想定

春の東京開催のおける5週連続のGⅠが終わると、「あ〜、これから夏競馬が始まるな〜」と寂しさとワクワクさが同居した不思議な気持ちになります。この時期は函館競馬がスタートするまで、東京・阪神の2場所開催、そして、降級馬が下のクラスで「無双」するこ…

高速馬場のエプソムC(2018年)は名繁殖牝馬クロウキャニオンの仔ベルキャニオンに◎を!ーー予想

春の東京開催のおける5週連続のGⅠが終わると、「あ〜、これから夏競馬が始まるな〜」と寂しさとワクワクさが同居した不思議な気持ちになります。この時期は函館競馬がスタートするまで、東京・阪神の2場所開催、そして、降級馬が下のクラスで「無双」するこ…

マーメイドSは高速馬場でのレースになるのか?ーー良血馬エマノンの解説も!

宝塚記念が行われる6月の阪神開催は、「開幕週:高速→最終週:タフな馬場」になるのが近年のデフォルトです。JRAの芝コース(✳︎)はエクイターフとエアレーション作業によって、馬場が傷みにくくなっています。また、開催が進むにつれて速い時計の出るコンデ…

安田記念(2018年)は1分31秒3の好タイムでモズアスコットがGⅠ初制覇!

春のチャンピオン・マイラーを決める安田記念は、後方からの追走となったモズアスコットが直線で鋭く伸びると、先に抜け出したアエロリットをゴール前で捕らえ、これが嬉しいGⅠ初制覇となりました。勝ちタイムは1分31秒3(良)。 1分31秒台の決着 現在の東京…

高速馬場の安田記念(2018年)は1分31秒台の決着になると想定して、1400mベストのモズアスコットに◎を!ーー予想

JRAのマイル路線はピュアマイラーとは言えないイスラボニータがトップレベルを引っ張っていたように、「ハイレベル」と呼べない現状です。また、この路線の絶対王者だったモーリスが不出走となった一昨年のマイルCSから、マイル重賞はコロコロと勝ち馬が替わ…

安田記念(2018年)は高速馬場で1分31秒台の決着になるのか?ーー注目馬は?

春のマイル・チャンピオンを決める安田記念(東京芝1600m)は、1400mベストのスプリンターから中距離馬までが出走するレースです。今年は大阪杯(GⅠ・阪神芝2000m)を制したスワーヴリチャード、ドバイターフを制したリアルスティールなどの「ピュアマイラー…

アーモンドアイの眩しさに思わず目を背けた2018年のオークスーー回顧

眩しくて、あまりにも眩しすぎて、目を背けたーー アーモンドアイは「バンビ」のような軽くてしなやかなフットワークでオークスの直線を駆け抜けました。 「桜花賞よりももっと苦労するかな?」とか「ラッキーライラックと叩き合いになったらルメール騎手も…

日本ダービー(2018年)は高速馬場+東京コース向きのステルヴィオに◎を!ーー予想

日本ダービーの季節が巡ってきて、3歳馬たちの若々しい走りをまた堪能できると考えただけで、思わず幸せなため息が出てしまうーー。 ダービーはいろいろな切り口がある 競馬の祭典として商業的価値の高いダービーは、さまざまなメディアでどの馬がダービー馬…

名繁殖牝馬ライラックスアンドレースとオークス(2018年)についてのアレコレーー予想

米GⅠ4勝などの名牝ステラマドリッドは日本でも枝葉が広がる名繁殖牝馬です。ミッキーアイル、アエロリット、ラッキーライラックは3代母にこの血を引く芝GⅠ馬。ステラマドリッド牝系の日本における活躍馬は、前向きな気性とスピードを活かした先行で、前々か…