2017-01-01から1年間の記事一覧

GⅡデイリー杯2歳S(2017年)に出走するフロンティア他、1〜5人気の5頭をズバっと解説!ーー展望

阪神JFと朝日杯FSのステップレースとされる、デイリー杯2歳S(GⅡ・京都芝1600m)は、新潟2歳S(GⅢ・新潟芝1600m)を制したフロンティア、良血馬のジャンダルムなどの期待馬が顔を揃えました。年末のGⅠに向けて、好走を果たすのはどの馬なのでしょうか? 今回…

エリザベス女王杯(2017年)に出走する3歳馬ディアドラ、リスグラシュー、モズカッチャンの3頭を解説!ーー展望

芝中距離の「女王」を決めるエリザベス女王杯(GⅠ・京都芝2200m)は、今年の秋華賞で1〜3着に入線したディアドラ、リスグラシュー、モズカッチャンの3歳馬が、強豪の揃う古馬と対戦します。 「ハイレベル」と呼ばれた今年の3歳牝馬が、ヴィブロス、スマート…

エリザベス女王杯(2017年)は1〜4人気が母系にBlushing Groomを引く馬たちーーレース展望

2017年のエリザベス女王杯(GⅠ・京都芝2200m)は、中距離の「女王」を決めるのにふさわしい豪華なメンバーが揃いました。 近年は、ジェンティルドンナやショウナンパンドラのように、中距離に適性のある牝馬がジャパンカップを目標にすることもままありまし…

2017年の2歳重賞を3勝している中内田厩舎の「注目の2歳馬」をご紹介!

公式サイト:NAKAUCHIDA Stable | Nakauchida Stable's official Website. 開業4年目となる中内田充正厩舎は、2017年11月5日(日)終了時点で、全国調教師リーディング7位と好成績を上げています。今年はすでに昨年の勝ち星(31勝)を超える40勝をマークし、…

GⅡアルゼンチン共和国杯(2017年)は3歳馬スワーヴリチャードが古馬を一蹴する鮮やかな勝利!ーー回顧

アルゼンチン共和国杯(GⅡ・東京芝2500m)は、今春のダービー2着馬スワーヴリチャードが直線インからスムーズに抜け出し、1人気に応えトップでゴール板を駆け抜けました。2着以下に0.4秒差をつける快勝劇。初の古馬との対戦もアッサリとクリアし、最高の形で…

GⅡ京王杯2歳Sは素晴らしいフットワークでタワーオブロンドンが勝利ーーレース回顧

朝日杯FSのステップレース「京王杯2歳S」は、1人気に推されたタワーオブロンドンが直線残り200m過ぎで前を走るアサクサゲンキを捕らえると、1着でゴール板を駆け抜けました。2着にインを抜けたカシアス、3着に直線で一旦は先頭に立ったアサクサゲンキが入線…

2017年版ハービンジャー産駒の特徴を解説!ーーディアドラが産駒として初GⅠを制覇

英GⅠキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(アスコット競馬場芝2400m)を11馬身差で圧勝したハービンジャーが種牡馬として日本に輸入され、2014年には初年度産駒がデビューしました。 日本の競馬を変えたと言われる大種牡馬サンデーサイレンスの血をもつ…

GⅢみやこS(2017年)はHalo3×3のクロスで俊敏に捲るタムロミラクルに◎を!ーー予想

ダートGⅠ・チャンピオンズC(中京1800m)へのステップレース「みやこS(GⅢ)」は11月5日(日)、京都競馬場の1800mを舞台に行われます。 今年はUAEダービー2着のエピカリス、マリーンS1着→エルムS2着と今夏に一皮向けたテイエムジンソクの2頭が人気の中心。…

GⅡアルゼンチン共和国杯(2017年)はハーツクライ産駒の5歳馬サラトガスピリットに◎を!ーー予想

11月5日(日)、東京競馬場の芝2500mで行われるアルゼンチン共和国杯(GⅡ)は、ジャパンカップ(GⅠ・東京芝2400m)へのステップレース。昨年1着のシュヴァルグランはその後のジャパンカップで3着と好走しており、注目の1戦となります。今年はどの馬がここか…

GⅢファンタジーS(2017年)は好調の中内田厩舎が管理するベルーガが勝利!

2歳女王を決める阪神JFへのステップレースのファンタジーS(GⅢ・京都芝1400m)は、C・デムーロ騎手のアクションに応えたベルーガが直線大外を突き抜けて1着でゴール。 同馬を管理する中内田調教師は、この勝利で今年の2歳重賞を3勝。来年に向けて、楽しみと…

GⅡ京王杯2歳Sはタワーオブロンドンを負かせる良血馬アサクサゲンキに◎を!ーーレース予想

11月4日(土)、2歳限定の重賞「京王杯2歳S(GⅡ・東京芝1400m)は、年末のGⅠ朝日杯FSへとつながるステップレース。今年は、ききょうSをノーステッキで快勝した「大物」タワーオブロンドンが出走し、圧倒的な人気を集めています。 年末の2歳GⅠへ向けて、大き…

GⅢファンタジーS(2017年)の上位人気はダイワメジャー産駒?ーー直線平坦の京都で好走できるのか?

11月3日(金)、2歳牝馬限定の重賞ファンタジーS(GⅢ・京都芝1400m)は、阪神間へのステップレース。今年は13頭が顔を揃え、そのスピードを競います。 3週続けて道悪での開催となった京都競馬場は、馬場がどこまで回復しているのかもポイントです。3日間開催…

今年のJBCクラシック&スプリントは好メンバーが揃い、熱い戦いに!ーーレース予想

「クラシック」と「スプリント」と「レディスクラシック」、3つのカテゴリーのダート・チャンピオンを1日で決めるJBC(ジャパンブリーダーズカップ)は11月3日(金)、大井競馬場を舞台に行われます。 「ダートのすべてが、ここにある。」 参照元:JBC特設サ…

JBCクラシック(2017年)に出走するJRA所属の全7頭をスバっ!と解説ーーレース展望

参照:JBC特設サイト2017【トップページ】 11月3日(金)、3つのカテゴリー(✳︎)のダート・チャンピオンを1日の内に決める競馬の祭典「JBC(ジャパン・ブリーダーズ・カップ)」が、今年は大井競馬場を舞台に行われます。 「ダートのすべてが、ここにある。…

ダイワメジャー産駒のアマルフィコーストはメジャーエンブレム級の牝馬なのか?ーーファンタジーSに向けて

京都芝1400mで行われるファンタジーS(GⅢ)は、2歳女王を決める阪神JF(GⅠ・阪神芝1600m)に向けてのステップレース。昨年はミスエルテ(現3歳牝馬・池江泰寿厩舎)がこのレースから牡馬相手のGⅠ朝日杯FSに向かい注目を集めました。 今年は、新馬→中京2歳Sを…

アルゼンチン共和国杯(2017年)はスワーヴリチャードとセダブリランテスの3歳馬に注目!ーー展望

11月5日(日)、東京競馬場の芝2500mで行われるアルゼンチン共和国杯(GⅡ)は、ジャパンカップ(GⅠ・東京芝2400m)へのステップレース。昨年1着のシュヴァルグランはその後のジャパンカップで3着と好走しており、目の離せない1戦です。 今年は、ダービー2着…

ききょうSを勝ったタワーオブロンドンはパワフルな馬体とフットワークをもつ好素質馬ーー血統も上品で素敵すぎる!

9月23日(土)、阪神9Rに組まれた2歳OPききょうS(芝1400m)は、藤沢和雄調教師が管理するRaven's Pass産駒のタワーオブロンドンが後方からレースを進めると、手応え十分に直線に向き、レース最速となる上り3F35.2の脚で突き抜けて快勝しました。 重厚な好馬…

不良馬場の第156回天皇賞・秋はストライド走法の馬がワンツーを決める「名勝負」に!

第156回天皇賞・秋(GⅠ・東京芝2000m)は、不良馬場をものともせずにインからスルスルと直線で先頭に立ったキタサンブラックが、最後まで追いすがるサトノクラウンをふり切り1着でゴール板を駆け抜けました。勝ちタイムは2分08秒3(不良)。 キタサンブラッ…

GⅠ天皇賞・秋(2017年)は重馬場+スローペースが大得意なシャケトラに◎をーー予想

天皇賞・秋(GⅠ・東京芝2000m)はペースによって、ストライド走法とピッチ走法のどちらのタイプも好走することができるレースです。ペースが速く(ハイ)なればストライド走法が、反対に遅く(スロー)なればピッチ走法の馬に有利となります。今年はどちらの…

GⅡ毎日放送賞スワンS(2017年)はタフな重馬場がずんどばなジューヌエコールに◎を!ーー予想

スプリンターとマイラーが顔を揃えるスワンS(GⅡ・京都芝1400m)はマイルCS(GⅠ・京都芝1600m)へのステップレース。今年はスプリンターズS2着のレッツゴードンキ、夏に力を付けた3歳牡馬のサングレーザー、堀厩舎の未完の大器キャンベルジュニアなどが上位…

GⅠ天皇賞・秋(2017年)は台風の影響で「重〜不良」馬場でのレースとなるのか?ーー重馬場が得意な馬は?

東京競馬場は10月14(土)〜22日(日)にかけ、2週(開催4日間)続けて雨が降るなかでのレースとなりました。超大型の台風21号の影響を受けた21日と22日はかなりの雨量があり、芝コースは「不良」馬場まで悪化。日曜日の芝レースでは上り3Fが37秒〜39秒台と…

天皇賞・秋はペースと重馬場、そして「ピッチかストライドか?」がポイントーー展望

東京芝2000mで行われる天皇賞・秋は昨年の勝ち馬モーリスをもち出すまでもなく、ペースと展開によってはマイラーから中距離馬(1600〜2400m)まで、そして瞬発力型と持続力型のどちらのタイプの馬でも好走できる「公平」なレースです。 東京競馬場は1年間に8…

GⅢアルテミスSは重馬場+東京コースがずんどば!なラッキーライラックに◎をーー予想

2012年に新設された牝馬限定の重賞アルテミスS(GⅢ・東京芝1600m)は、2歳牝馬チャンピオンを決める阪神JF、そして来春のクラシックにつながる1戦。2012年2着アユサンと2014年2着レッツゴードンキはともに桜花賞を制し、2015年2着メジャーエンブレムは阪神JF…

シャケトラは重馬場とスローペースを味方につけてGⅠ天皇賞・秋(2017年)を好走できるのか?ーー展望

第156回天皇賞・秋(GⅠ・東京芝2000m)はGⅠ馬8頭が顔を揃える豪華メンバーとなりました。今年の出走馬のなかでもっとも注目を集めるのは、年内での引退が発表されたキタサンブラック(5歳牡馬・清水久詞厩舎)。昨年の年度代表馬はラスト3戦でどのような走り…

リアルスティールは天皇賞・秋がスローペースになればピッチ走法でスっと抜け出せる!ーー展望

第156回天皇賞・秋(GⅠ・東京芝2000m)は昨年の年度代表馬キタサンブラックを含む、GⅠ馬8頭による豪華メンバーで争われます。 天皇賞・秋へのステップレース毎日王冠(GⅡ・東京芝1800m)を完勝したリアルスティールは、昨年のドバイターフで海外GⅠを初制覇。…

折り合いの難しいネオリアリズムはシュタルケ騎手を背に重馬場のGⅠ天皇賞・秋を好走できるのか?

今春、香港のクイーンエリザベス2世Cで初GⅠを制したネオリアリズム(6歳牡馬)は、10月29日(日)の東京競馬場で行なわれる天皇賞・秋(GⅠ・東京芝2000m)に出走します。夏の札幌記念(GⅡ・札幌芝2000m)を蹄の不安で回避し、今走は6ヶ月ぶりの実践。ネオリ…

宝塚記念馬サトノクラウンは天皇賞・秋を好走できるのか?ーー今週も重馬場に……?

「キタサンブラックの1強」と言われた今春の宝塚記念(GⅠ・阪神芝2200m)は、主役と目された現役最強馬が直線で「いつもの」粘りを欠くなか、外からしなやかなストライドでグイグイと伸びたサトノクラウンが1着でゴール板を駆け抜けました。 サトノクラウン…

不良馬場のGⅠ菊花賞(2017年)は上り3F39.6の脚でルーラーシップ産駒のキセキが1着ーーレース回顧

3歳牡馬クラシック最後の1冠「菊花賞(GⅠ・京都芝3000m)」は土曜から降り続く雨の影響で、芝に水が浮くほどの「不良」馬場でのレースとなり、スタートしてから体力をロスした馬が順にふるい落とされていくサバイバル戦となりました。 上り3Fが「40.0」と極…

GⅠ菊花賞(2017年)は重〜不良馬場の適性と下り坂をロスなく走れる◎トリコロールブルーに期待してーー予想

超大型の台風の影響で、22日(日)は西・東日本ともに広い範囲にわたり雨が降り続く予報が出ています。そのため、3歳牡馬クラシック最後の1冠「菊花賞(GⅠ・京都芝3000)」は重〜不良馬場で行われることとなり、出走馬の道悪適性が結果に大きく反映するレー…

GⅢ富士S(2017年)は「重〜不良」馬場をスイスイと先行するミュゼエイリアンに◎をーーレース予想

優勝馬にマイルCS(GⅠ・京都芝1600m)への優先出走権が与えられる「富士S(GⅢ・東京芝1600m)は、今春の安田記念(GⅠ・東京芝1600m)でも上位人気に推されたイスラボニータとエアスピネル、今年の牡馬クラシック路線を賑わせた3歳馬ペルシアンナイトとサトノ…