サマースプリントシリーズの最終戦、そしてGⅠスプリンターズSの前哨戦となるセントウルS(GⅢ・阪神芝1200m)は、ビッグアーサーやロードカナロア、ストレイトガールなどのGⅠ馬が人気の中心となる例年通り、今年はかなり高松宮記念を制したファインニードルが…
2012年、レオアクティブがGⅢ京成杯AHでマークした1分30秒7は、現在も破られていない芝1600mの日本レコードです。JRAはこの後、馬場の硬度を低下させる対策として、2013年から秋の中山開催の3週間前にエアレーション作業を実施することとしました。 この開催…
中山競馬場の芝2000mで行われる紫苑S(GⅢ)は、3着以内の馬に秋華賞(GⅠ・京都芝2000m)への優先出走権が与えられます。今年の3歳牝馬路線の中心は、桜花賞とオークスの2冠を制したアーモンドアイ。この天才少女にストップをかける才媛は現れるのでしょうか…
サマー2000シリーズの最終戦「GⅢ新潟記念」は9月2日(日)、JRA全10場のなかで最長を誇る新潟競馬場の外回りコースを舞台にレースが行われます。長い直線でのレースとは言え、人気薄の馬が好走するのは先行して粘り込む形でのもの。今年もこのパターンが当て…
エルムS(GⅢ・札幌ダート1700m)は上がり馬と実績馬がぶつかり、秋のGⅠを占う意味でも大切な1戦です。今年は上がり馬のハイランドピーク、実績馬のミツバとロンドンタウンなどが出走し、白熱したレースが期待できます。 JBCとチャンピオンズCに向けて勝ち名…
サマーマイルシリーズの第2戦「GⅢ関屋記念」はJRA最長を誇るホームストレッチをもつ新潟競馬場を舞台に行われます。夏のマイル・チャンピオン、そして秋の大舞台へと飛躍するのはどの馬なのでしょうか? 関屋記念のポイント 関屋記念のポイントについては週…
サマーマイルシリーズの第2戦「GⅢ関屋記念」はJRA最長を誇るホームストレッチをもつ新潟競馬場を舞台に行われます。夏のマイル・チャンピオン、そして秋の大舞台へと飛躍するのはどの馬なのでしょうか? 新潟芝は「高速」馬場 今開催の新潟芝は、開幕2週目の…
3歳限定のダート重賞「レパードS(GⅢ)」は、過去にトランセンドやホッコータルマエなどのGⅠ馬を輩出した出世レース。今後のダート路線の主役を張る馬が現れるのかに注目の1戦です。 ユニコーンS(GⅢ・東京ダート1600m)→ジャパンダートダービー(JpnⅠ・大井…
2017年の秋華賞を制したディアドラ(現4歳牝馬・橋田満厩舎)は、父ハービンジャーに初めて「GⅠ」の栄冠をプレゼントしました。昨年の3歳馬はハービンジャー産駒の「当たり年」と言われ、ディアドラを含む3頭がGⅠを制しています。 ▼ハービンジャー産駒のGⅠ馬…
3歳限定のダート重賞「レパードS(GⅢ)」は8月5日(日)、新潟の1800mを舞台に行われます。過去にはトランセンドやホッコータルマエなど後のGⅠ馬を輩出した出世レース。今後のダート路線の主役を張る馬を占う意味でも目の離せない1戦です。 レパードSが波乱…
JRAは7月28日(土)から札幌、新潟、小倉へと開催が替わり、いよいよ夏競馬も本番を迎えます。開幕週の新潟メインを飾るのは直線1000mの重賞「アイビスサマーダッシュ(GⅢ)」。今回の記事は、JRAの芝レースのなかで最短距離の重賞を展望していきます。 直線…
函館2歳S(GⅢ・芝1200m)はJRAにおける最初の2歳重賞。デビューして間もない若駒たちがスピードと完成度、そして素質を武器に世代初のステークスウィナーを目指します。開催最終週の重賞レースを勝ち上がるのはどの馬なのでしょうか? 函館2歳Sのポイント 函…
サマーマイルシリーズの第1戦「中京記念(GⅢ・芝1600m)」はフルゲートとなる16頭が揃いました。安田記念4着の実績をもつグレーターロンドン、気温の上昇とともに調子が上がる「夏馬」ウインガニオンなどが上位の人気に推されているものの、その他にも多くの…
中京競馬場がリニューアルオープンした2012年から6年が経ち、「国内屈指のタフな芝」と言われたのが懐かしいほど、現在の中京芝コースは速い時計の出る馬場へと変わっています。 夏の中京開催の最終週に組まれている中京記念は、このレースを連覇したフラガ…
函館2歳S(GⅢ・芝1200m)はJRAにおける最初の2歳重賞。デビューして間もない若駒たちがスピードと完成度、そして素質を武器に世代初のステークスウィナーを目指します。開催最終週の重賞レースを勝ち上がるのはどの馬なのでしょうか? 函館2歳Sは前傾ラップ…
2018年の函館記念(GⅢ・芝2000m)は5人気のエアアンセムが好位のインから抜け出すと、サクラアンプルールの追撃を振り切って1着でゴールを駆け抜けました。名門アイドリームドアドリーム牝系出身の良血馬とあって、今後の活躍が期待されます。 日本で繁栄す…
中京記念(GⅢ・中京芝1600m)は中京競馬場のリニューアルオープンに伴い、2012年からマイル戦として施行されています。昨年はこのレースを制したウインガニオンがサマーマイルのチャンピオンに輝いたことから、シリーズの行方を占う意味でも大切な1戦です。…
サマー2000シリーズの第2戦として行われる函館記念(GⅢ・芝2000m)は、1人気トリコロールブルーの単勝オッズが3.9倍(14日午後5時現在)を示しているように、今年も混戦模様のレース。昨年は3連単が935,320円の大波乱となっており、「今年も2桁人気馬が好走…
7月に入ってからの函館競馬場は雨の影響を大きく受け、時計のかかるタフな馬場となっています。6月30日(土)〜7月8日(日)まで、函館芝コースは「稍重〜重」馬場でレースが行われ、時計の速い決着はもう見込めないでしょう。 7月15日(日)、函館競馬場で…
7月8日(日)、福島競馬場のメインレースに組まれた七夕賞(GⅢ・福島芝2000m)は11人気のメドウラークが1着、12人気のパワーポケットが3着に入線し、3連単が250万円を超える大波乱となりました。 Twitterにもつぶやいたように、メドウラーク2着→パワーポケッ…
「夏競馬!」シーズンの開幕を告げる3歳ハンデ重賞「ラジオNIKKEI賞」が福島芝1800mを舞台に行われます。今年は新馬→500万下と2連勝の上がり馬フェエールマンが1人気に押され、メイショウテッコンやイェッツトなどのOP実績馬がそれに続く人気となり、ハイレ…
JRAは中京、福島、函館の3場所開催となり、本格的に夏競馬がスタートします。その中京開幕週を飾るのはサマースプリントシリーズの第2戦・CBC賞(GⅢ・中京芝1200m)。過去の勝ち馬にはスプリンターズSを連覇したレッドファルクスなどがおり、注目度の高いレ…
春のグランプリ・宝塚記念が終わると、開催場所は阪神→中京競馬場、東京→福島競馬場のローカルへと替わり、北海道シリーズの函館競馬場と合わせて、いよいよ「夏競馬」のシーズン到来となります。 夏の福島開催はラジオNIKKEI賞や七夕賞などの重賞が組まれ、…
春のグランプリ宝塚記念が終わるとJRAは函館・福島・中京の3場開催となり、いよいよ本格的に「夏競馬!」のシーズンが到来します。 GⅠ高松宮記念から3ヶ月ぶりの開催となる中京は、開幕週らしい絶好の馬場コンディションでのレースになるのかと思いきや、天…
出典:℃-uteオフィシャルブログ Powered by Ameba 桜花賞とオークスの2冠を制した「天才少女」のアーモンドアイは、バンビ(子鹿)のような柔らかいフットワークで走ります。その溜息が出るほどに美しいフォームはあまりにも眩しく、私は才女のオークスでの…
6月27日(水)、帝王賞(JpnⅠ)が大井競馬場のダート2000mを舞台に行われます。春の中距離ダート・チャンピオンを決める1戦は、JRAから7頭と地方所属9頭のフルゲート16頭が顔を揃えました。「地方交流重賞」の上半期を締めくくる春のダート・グランプリはど…
春のグランプリ・宝塚記念は、素晴らしいスタートから好位のインを取り切ったミッキーロケット(5歳牡馬・音無秀孝厩舎)が4コーナーで先頭に立つと、直線の外からグイグイと伸びてきた香港馬ワーザーを振り切り、1着でゴールを駆け抜けました。勝ちタイムは…
6月18日(日)の阪神競馬場は開催3週目にも関わらず、メインレースの米子S(OP・芝1600m)で1分31秒9のタイ・レコードがマークされるほどに芝が「高速」化しました。これは、梅雨の時期に入っても好天に恵まれたため、芝や路盤の含水率が低下したことによる…
春のグランプリ・宝塚記念(GⅠ・阪神芝2200m)は牝馬の好走が目立つレースです。過去5年のすべてで、少なくとも1頭以上の牝馬が3着内に入線していることから、ヴィブロスとスマートレイアーの2頭に期待が集まります。 好走する牝馬の共通点は? 2013〜17年に…
春のグランプリ・宝塚記念(GⅠ・阪神芝2200m)は「梅雨時+開催最終日」にレースが施行されることから、時計のかかるタフな芝コンディションとなるのがデフォルトです。同レースの過去10年における「レースの上り3F」からも、タフな決着となっていることがわ…