GⅠ

GⅠ大阪杯(2018年)は社台系ファームの運動会!?ーー非社台のヤマカツエースは好走できるのか?

昨年、古馬による芝の中長距離GⅠ(JRA)は6レース行われ、その内の4勝を年度代表馬に輝いたキタサンブラックが上げました。そして、残りの2つのGⅠはノーザンファーム生産のサトノクラウンとシュヴァルグランが制し、日本の馬産を支える「社台系ファーム」の…

ドバイ・シーマクラシックとターフに出走する有力馬(日本馬を中心に)をズドーンと解説!ーー展望

3月31日、UAE・ドバイのメイダン競馬場で開催される「ドバイ・ワールドカップ・デー(ドバイミーティング)」に、日本馬は総勢14頭(6レースに出馬登録)が参戦予定。 今年はレイデオロ、サトノクラウン、リアルスティール、ヴィブロスと日本を代表する芝の…

GⅠ大阪杯(2018年)に有力馬4頭を出走させる池江寿厩舎の戦略は?

2017年からGⅠに格上げされ、春シーズンの古馬・芝中距離チャンピオンを決めるGⅠ大阪杯(阪神芝2000m)は、キタサンブラックがターフを去った後、中長距離路線の「王者」に君臨する馬が現れるのかを占う重要な1戦です。 今年はジュヴァルグラン、サトノダイヤ…

高松宮記念(2018年)は前傾ラップをしぶとく伸びたファインニードルが勝利ーー回顧

春のスプリント・チャンピオンを決める「GⅠ高松宮記念(中京芝1200m)」はステップレースのシルクロードSを快勝してここへ臨んだファインニードル(5歳牡馬)が、直線の坂下で先に抜け出したレットゴードンキをゴール前で捕らえて1着。馬主の名称を「ゴドル…

GⅠ高松宮記念(2018年)は2015年のヴィクトリアマイルをイメージして、3連単で高配当を!

春のスプリント・チャンピオンを決めるGⅠ高松宮記念(中京芝1200m)はスプリンターズSを連覇したレッドファルクスが1人気に推されています。 「世界のロードカナロア」がターフを去ってからのスプリント路線は、コロコロと重賞の勝ち馬が変わるほどの混戦模…

高松宮記念(2018年)は高速馬場か重馬場か?ーー馬場適性に合う馬をピックアップ!

春のスプリント・チャンピオンを決めるGⅠ高松宮記念(中京芝1200m)は2016年、ビッグアーサーが1分6秒7のレースレコードをマーク。この週は高松宮記念を含めて4つのレースでレコードが更新されるほど、時計の速い馬場コンディションとなりました。 2012年に…

GⅠ高松宮記念(2018年)は1400mベストのしなやかスプリンターが差し切れるレースとなるのか?

現在のスプリント路線は、スピードとパワーでゴリゴリと押し切るようなピュア・スプリンターが不在です。「世界のロードカナロア」がターフを去ってから、香港スプリントをぶっこ抜けるようなハイレベルのスプリンターが現れず、1200m〜1400mのカテゴリーは…

ディープインパクト産駒は2018年の桜花賞を好走できるのか?

牝馬クラシックの第1冠「GⅠ桜花賞(阪神芝1600m)」は、直線の長い外回りコースのマイル戦とあって、バキューンと「弾ける」脚の使える馬に有利な舞台です。 そのため、ディープインパクトはその初年度産駒のマルセリーナ(2010年)を皮切りに4連勝を飾るな…

第62回有馬記念(2017年)はキタサンブラックが有終の美を飾る

第62回有馬記念(GⅠ・中山芝2500m)は、ここがラストランとなる1人気キタサンブラックが優勝。好スタートから武豊騎手が押してハナに立つと、4コーナーまで後続を釘付けにしての逃げ切り勝ちを上げ、GⅠ7勝+獲得賞金歴代1位の記録をマークした。 武豊騎手は1…

有馬記念(2017年)は大好きなサトノクラウンに◎をーー予想

第62回有馬記念は、2017年12月24日(日)にスタート。今年のJRAの競馬を彩った16頭が中山芝2500mの舞台に集い、私たちの「記憶」に残るレースがそこで繰り広げられます。 2017年のクライマックスとなるレースは、どのような結末を迎えるのでしょうか? 2017…

ブレスジャーニーとトーセンビクトリーの内枠+人気薄の2頭は有馬記念を好走できるのか?

第62回有馬記念の枠順が12月21日(木)に決まり、1人気のキタサンブラックは1枠2番、2人気のスワーヴリチャードは7枠14番からのスタート。レースの展開や結果を大きく左右する要素と言える「枠順」が確定し、「有馬記念モード」もますます高まります。 レー…

サトノクラウンは小回りの有馬記念(2017年)を好走できるのか?ーー展望

2017年JRAのクライマックスを飾るのは「第62回有馬記念」。R・ムーア騎手が手綱を取ることでも注目を集めるサトノクラウンは、レースへの出否について慎重な姿勢を崩さなかった堀宣行調教師が出走へのゴーサインを出しました。 ロングスパート戦になりさえす…

キタサンブラックはラストランの有馬記念を好走できるのか?ーー叩き3戦目のジンクスは?

第62回有馬記念はキタサンブラックのラストランに注目が集まります。2016、17年と古馬中長距離路線を引っ張った「現役最強馬」は最後にどのようなパフォーマンスでファンを湧かせるのでしょうか? GⅠ6勝、獲得賞金歴代2位と「一流馬」に恥じない実績を残した…

角居厩舎の看板馬シャケトラ(2017年)は有馬記念を好走できるのか?ーー展望

2017年のJRAの総決算「第62回有馬記念」は12月24日(日)、中山芝2500mを舞台に行われます。このレースでの引退が発表されている「現役最強馬」のキタサンブラック、今年のジャパンカップを制したシュヴァルグラン、ダービー2着の3歳馬スワーヴリチャードな…

朝日杯FS(2017年)はダノンプレミアムが完勝し、中内田充正調教師がGⅠ初制覇!ーー回顧

引用元:NAKAUCHIDA Stable | Nakauchida Stable's official Website. 2歳のマイルチャンピオンを決める「朝日杯FS(GⅠ・阪神芝1600m)」は、1人気のダノンプレミアムが好位のインから上り33.6の鋭さで抜け出し、2着のステルヴィオに0.6秒差をつける完勝。勝…

朝日杯FS(2017年)は人気薄のライトオンキューとファストアプローチに期待してーー予想

2歳のマイル・チャンピオンを決める「朝日杯FS(GⅠ・阪神芝1600m)」は、「大物」と称されるタワーオブロンドンとダノンプレミアムの2頭が出走を予定しており、来春のNHKマイルC(GⅠ・東京芝1600m)やクラシックを占う意味でも重要な1戦です。 藤沢和雄調教…

5歳牝馬ミッキークイーンとルージュバックは有馬記念(2017年)を好走できるのか?ーー2015年オークスのように

2015年のオークスは3頭の才女がゴール前で壮絶な叩き合いを演じました。直線早々に抜け出したルージュバックをクルミナルが捕らえにかかり、2頭が馬体を併せて叩き合うところを外からしなやかなストライドで交わしたのがミッキークイーン。 後半1000mが11.9 …

タワーオブロンドンと同馬主のライトオンキューは朝日杯FS(2017年)を好走できるのか?

2歳のマイル・チャンピオンを決める「朝日杯FS(GⅠ・阪神芝1600m)」は、「大物」と称されるタワーオブロンドンとダノンプレミアムの2頭が出走を予定しており、来春のNHKマイルC(GⅠ・東京芝1600m)やクラシックを占う意味でも重要な1戦です。 タワーオブロ…

「大物」タワーオブロンドンはマイルの朝日杯FS(2017年)を好走できるのか?ーー展望

2歳のマイル・チャンピオンを決める「朝日杯FS(GⅠ・阪神芝1600m)」は、「大物」と称されるタワーオブロンドンとダノンプレミアムの2頭が出走を予定しており、来春のNHKマイルC(GⅠ・東京芝1600m)やクラシックを占う意味でも重要な1戦です。 参照記事 好調…

好調・中内田厩舎のダノンプレミアムとフロンティアは朝日杯FSを好走できるのか?

参照:NAKAUCHIDA Stable | Nakauchida Stable's official Website. 2歳のマイル・チャンピオンを決める「朝日杯FS(GⅠ・阪神芝1600m)」は、「大物」と称されるタワーオブロンドンとダノンプレミアムの2頭が出走を予定しており、来春のNHKマイルC(GⅠ・東京…

香港国際競走4レース(2017年)ーヴァーズ、スプリント、マイル、カップの回顧

12月10日(日)、シャティン競馬場を舞台に行われた香港国際競走4レースは日本調教馬8頭が出走し、凱旋門賞に続く海外競馬の「馬券発売」とあって大きな注目を集めました。今回の記事では「ヴァーズ(芝2400m)」、「スプリント(芝1200m)」、「マイル(芝1…

阪神JF(2017年)はオルフェーヴル産駒のラッキーライラックがGⅠ初制覇!ーー回顧

2歳女王の座を目指して18頭が争った「阪神JF(GⅠ・阪神芝1600m)」は、2人気のラッキーライラック(松永幹夫厩舎)が石橋脩騎手のアクションに応え、1着でゴール板を駆け抜けました。勝ちタイムは1分34秒3(良)。 同馬はこれで無傷の3連勝。昨年このレース…

香港国際4競走(2017年)をズバっ!と予想ーーヴァーズ、スプリント、マイル、カップ

12月10日(日)、シャティン競馬場を舞台に行われる香港国際競走4レースは、日本調教馬8頭が出走を予定しています。凱旋門賞に続く海外競馬の馬券発売とあって、今年も注目が集まるレースです。 日本調教馬は以下の4競走に出走を予定しています。 香港国際競…

阪神JF(2017年)はマドモアゼルとモルトアレグロに期待して!ーー予想

2歳女王を決める阪神JFは来年のクラシックを占う上で大切な1戦。ここ5年の1〜3着馬を見ても、ソウルスターリング、レーヌミノル、メジャーエンブレム、レッツゴードンキ、ハープスターなどが3歳時にGⅠを制しています。 阪神JFは来春のクラシックを好走するよ…

香港国際競走4レース(2017年)に出走する日本調教馬をズバっと解説!ーーヴァーズからカップまで

12月10日(日)、シャティン競馬場を舞台に行われる香港国際競走4レースは、日本調教馬8頭が出走を予定しています。凱旋門賞に続く海外競馬の馬券発売とあって、今年も注目が集まるレースです。 日本調教馬は以下の4競走に出走を予定しています。 香港国際競…

香港国際競走4レース(2017年)に出走する海外の有力馬をズバっと解説!ーーヴァーズからカップまで

12月10日(日)、シャティン競馬場を舞台に行われる香港国際競走4レースは、日本調教馬8頭が出走を予定しています。凱旋門賞に続く海外競馬の馬券発売とあって、今年も注目が集まるレースです。 日本調教馬は以下の4競走に出走を予定しています。 香港国際競…

阪神JFに出走するディープインパクト産駒の5頭をズバっ!と解説ーーマウレア、ラテュロス他

2歳女王を決める阪神JFは芝1600mの外回りコースで行われるようになってから、ブエナビスタ、レーヴディソール、ジョワドヴィーヴル、レッドリヴェール、ショウナンアデラなど中団・後方からバキューンと脚を使った馬が勝ち切るのがデフォルトでした。 ところ…

チャンピオンズC(2017年)はゴールドドリームが勝利!ーーダート・チャンピオンの座に!

「ジャパンカップダート」を前身とする国際GⅠ「チャンピオンズC」は12月3日(日)、中京ダート1800mを舞台に行われました。 レースは最内枠から逃げたコパノリッキーと2番手につけたテイエムジンソクが4コーナーから後続を離しにかかる展開。直線で2頭の「行…

チャンピオンズC(2017年)は次世代のダート界を担うロンドンタウンに◎をーー予想

秋の中距離ダートは「JBCクラシック→チャンピオンズC→東京大賞典」がひとつの路線として定着しつつあります。今年のチャンピオンズCは前走JBCクラシック組が6頭出走。この王道路線組に対するのは、みやこSを快勝したテイエムジンソク、エルムS→コリアCを連勝…

好配合のロンドンタウンは父カネヒキリに初GⅠをプレゼントできるのか?ーーチャンピオンズCに向けて

ダートの国際GⅠ競争「チャンピオンズC」は12月3日(日)、中京競馬場1800mを舞台に行われます。今年はアウォーディー、コパノリッキー、ケイティブレイブなど7頭のGⅠ馬(地方交流のJpnⅠを含む)が顔を揃え、ハイレベルな1戦に。 そのGⅠ馬たちに立ち向かうの…